トリプラは21日、triplaホテルブッキングがサイグナスのiRateExplorerと連携を開始したと発表した。
サイグナスのレートショッピングシステム「iRateExplorer」内の自社販売状況としてトリプラが連携することで自社価格・OTA価格・競合販売状況などの分析が可能となります。コロナ禍において自社予約比率の向上による利益確保が急務となっているなか、宿泊施設は自社のベストレート販売を容易にチェックできることにより、更なる自社集客の向上が見込めます。
■概要
長期化するコロナ禍で、宿泊施設が大きなダメージを受けているなか、公式サイトからの予約はOTA(Online Travel Agent)経由と比べると減少率が少ない傾向にあり、リピーターや会員が公式サイトで予約していることがその大きな要因となっています。
公式サイト経由の予約が2~3倍に向上する「triplaホテルブッキング」と、自社・競合ホテルの販売状況が確認できる「iRateExplorer」の併用により、宿泊施設は更なる自社予約比率向上、販売価格の適正化、分析、ベストレートギャランティーが実現可能となり、今回の連携で更なる利益率の向上が見込めます。また、今まで自社予約でベストレート販売を望んでいたけれど、実施できなかった宿泊施設・ホテルチェーンなどは、簡単に導入できる「triplaホテルブッキング」を活用することで、ベストレートギャランティーを実現でき、リピート顧客はベストレートが保証され、より宿泊施設とのエンゲージメントが強くなると考えられます。
■レートショッピングシステム「iRateExplorer」とは
「iRateExplorer」は、自社・競合ホテルの販売状況(料金、プランなど)の情報を収集。最安料金レポート・グラフを含む、様々なレポートのご提供し、プラン、部屋タイプ、食事種別などのフィルター機能での出力にて、最適な宿泊料金プラン設定が可能となります。また、自社・競合ホテルの口コミ評価点数の自動収集もあり、サービス向上につながります。
https://www.scignus.co.jp/products/irateexplorer/
■SaaS型宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」 とは
宿泊施設の自社公式ホームページ向けの、SaaS型宿泊予約システムです。旅行者は最短4クリックで宿泊予約が完了する上、各種OTAとの料金比較を行った上で最安値が表示できる「メタサーチ機能」や、googleの検索結果に自社販売価格を掲載できる「googleホテル広告連携」など、宿泊施設の自社予約率を向上させるための機能が搭載されています。
また、宿泊施設の会員獲得を支援する「会員管理機能」、リピーターの利用を促進する「ポイントプログラム」、さらには組織単位で法人割引を適用した販売が可能になる「法人管理機能」も追加費用なしでご利用いただけます。
https://tripla.io/booking-engine/
<導入先一例>
パレスホテル東京
ダイワロイネットホテルズ
マイステイズ
京急イーエックスイン
金谷ホテル