トリプラは4月26日、triplaホテルブッキングがトリップアドバイザーと連携を開始したと発表した。
オンライン宿泊予約市場において、旅行者はOTA(=online travel agency)の販売価格を一覧表示して比較できるメタサーチを利用するケースが増えています。宿泊施設が収益を最大化するには、OTAを介さないオンライン直販=D2Cによる自社予約の向上が鍵であり、メタサーチで公式販売価格をアピールし、旅行者を自社Webサイトに誘導する仕掛けが必要です。
このたびのシステム連携により、「triplaホテルブッキング」を通じて公式Webサイトで自社販売している宿泊料金を、「公式サイト価格」としてトリップアドバイザーに掲載可能になりました。さらに、「triplaホテルブッキング」に標準搭載された、OTA価格を取得し自社販売価格を安く設定する「ベストレート機能」※を併用することで、自社販売価格を常に最安値でメタサーチに表示できます。「ベストレート機能」では、宿泊施設が実施するキャンペーンの適用後価格を掲載することも可能で、旅行者により魅力的な選択肢を提示することが可能です。
旅行者は、トリップアドバイザー上で「人気エリア」や「口コミ」など様々な検索条件で宿泊施設を比較検討でき、さらにOTA各社だけでなく公式販売価格も含めた料金比較が可能になります。適切な価格を知った上で、安心感のある公式Webサイトで最安値予約できるため、効率的で利便性の高い宿泊予約が実現します。「triplaホテルブッキング」は、宿泊予約から決済まで同一ドメインで最短4クリックで完了する分かりやすいUIが特徴で、高いコンバージョンレート=CVR(成約率)を実現します。
※「triplaホテルブッキング」のベストレート機能では、じゃらん、楽天トラベル、Agoda、Booking.com、Expediaの5社との料金比較に対応
トリプラの「メタサーチ機能」では、システム連携作業ならびに月次運用をトリプラが担当するため、宿泊施設の作業負担を最小限に抑えながら自社Webサイトへの流入促進が可能です。
■「メタサーチ機能」の利用手順
①宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」の利用を開始
②トリプラと「メタサーチ運用」の契約を締結
トリップアドバイザーの場合は、メタサーチ運用費として月額10,000円(税抜)が発生します。
連携できるメタサーチは今後追加予定ですが、メタサーチ運用費は変わりません。
メタサーチ料金体系詳細:https://tripla.io/meta-search/
③トリップアドバイザーの場合は、システム連携やCPC運用をトリプラにて実施
④トリップアドバイザーに「公式サイト販売価格」を掲載
トリプラが提供するSaaS型宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」は、自社予約と会員の獲得ならびにCRM強化に強みを持つ、宿泊施設の自社Webサイト向けSaaS型宿泊予約エンジンです。今後は、他メタサーチとの連携も予定しています。