
AIを活用した効率的な配車システムで観光客の利便性向上へ
Uber Japan株式会社は12日、スマートフォンアプリを通じてタクシーを配車できる「Uber Taxi」サービスを長崎県の長崎市と佐世保市で開始したと発表した。これにより、Uber Taxiのサービス提供エリアは全国24都道府県に拡大する。
長崎県では近年、外国人観光客が急増しており、効率的なタクシー配車の需要が高まっている。Uber Taxiの導入は、この需要に応える形となる。
Uber Taxiは、スマートフォンアプリを通じて簡単にタクシーを呼べるサービスだ。利用者はアプリ上で乗車場所と目的地を入力するだけで、近くのタクシーとマッチングされる。料金の目安や到着予定時間も事前に確認できるため、利用者にとって便利なシステムとなっている。
特筆すべきは、Uberが導入している先進的な機能だ。自動決済機能により、利用者は降車時に現金やカードを用意する必要がない。また、ドライバーとのチャット機能や多言語対応により、外国人観光客でも安心してサービスを利用できる。
Uber Japanの広報担当者は、「長崎県は世界文化遺産の軍艦島や平和公園、夜景で有名な稲佐山など、観光資源が豊富です。また、佐世保市のハウステンボスや九十九島も人気の観光地です。Uber Taxiの導入により、これらの観光地へのアクセスがより便利になることを期待しています」とコメントしている。