UN Tourism ベスト・ツーリズム・ビレッジ2025を募集、3月8日まで


UN Tourism

 観光庁は2月13日、「UN Tourism ベスト・ツーリズム・ビレッジ2025」の募集を開始した。ベスト・ツーリズム・ビレッジは、UN Tousirm(世界観光機関)が実施する持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、観光を通じて文化遺産の保全や持続可能な開発に取り組む優良な地域を認定するプロジェクトのこと。日本では毎年観光庁が取りまとめて推薦し、UN Tourism本部内の審査を得て認定されている。

 2024年までに184地域が認定されており、日本国内では山形県西川町や鹿児島県天城町など8地域が認定されている。また、認定に至らなかった地域については課題とされる分野に対してUN Tourismなどからオンライントレーニングを始めとした支援を受けられるアップグレードプログラムがあり、日本国内では奈良県明日香村など3地域が認定されている。

 応募の対象は人口1万5000人以下の地域で、農業、林業、畜産業、漁業等の第一次産業を行っていること、地域コミュニティの価値観やライフスタイルを保持するような取組を行っていることが条件。申請は自治体に限らずDMOや観光協会等からも可能だ。

 締切は3月17日17時で、概要プレゼンテーション資料等の必要書類を日本語で記入の上、観光庁にメールにて提出して応募する。その後、観光庁が3月下旬に審査会を開催し、推薦地域を決定。その際申請者は地域のプレゼンテーションと質疑応答をオンラインで実施する。

 推薦地域数は最大8地域まで。選ばれた地域はUN Tourismが求める英語の申請書類を作成して観光庁に提出し、観光庁は5月19日にUN Tourismの本部に提出する。詳細は観光庁のホームページに掲載されている。

 
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