
Marriott International Hotel
洗練された隠れ家と冒険が融合する楽園
マリオット・ボンヴォイのWホテルズは11日、モルディブにあるWモルディブの大規模な改装を完了し、新たな時代を迎えたと発表した。この改装により、現代的なラグジュアリーとモルディブの自然美が融合した、これまでにないリゾート体験を創造するという。
Wモルディブは、77棟のヴィラを洗練された隠れ家へと生まれ変わらせた。水上ヴィラはジンベエザメの模様をモチーフとし、ビーチヴィラはマングローブの質感を取り入れるなど、モルディブの豊かな海洋生物と植物相から着想を得たデザインが特徴だ。
新設された「シュプリーム・オーバーウォーター・ツーベッドルーム・ヴィラ」と「オアシス・オーバーウォーター・ツーベッドルーム・ヴィラ」は、広々としたリビングスペースとプライベートプールを備え、大人数のグループに対応する。また、「オアシス・ツーベッドルーム・ビーチヴィラ」には水上スライダーが設置され、ラグジュアリーと遊び心が融合している。
ダイニング体験も刷新された。シグネチャーレストラン「FISH」では、持続可能なオーシャン・トゥ・テーブルのコンセプトのもと、インド洋の絶景を眺めながらファインダイニングを楽しめる。「FIRE」ではビーチサイドのスモークハウスでグリル料理を、「KITCHEN」では世界各国の料理を提供する。
ウェルネス施設「AWAY スパ」は、伝統的な禅の精神に現代的な解釈を加え、社交的な交流を育む革新的なウェルネス体験を提供する。4つの水上カップル向けトリートメントルームが用意され、熟練のセラピストによる厳選されたトリートメントを受けられる。
Wモルディブは、単なる贅沢な隠れ家ではなく、冒険と静寂が調和する活気に満ちた楽園を目指している。モルディブ屈指のハウスリーフでのシュノーケリングやダイビング、プライベートアイランドでの無人島体験、周辺の島々を巡るガイド付きツアーなど、多彩なアクティビティを用意している。
サステナビリティにも力を入れており、環境に優しい素材や持続可能な手法を設計と運営に取り入れている。モルディブ最大級のバイオガスプラントの設置や、フルーツ&ベジタブルガーデンの整備により、2026年までに完全な自給自足の達成を目指している。
Wホテルズのシニア・バイス・プレジデント兼グローバルブランドリーダーであるGeorge Fleck氏は、「単に完全に改装されたリゾートを公開するのではなく、デスティネーション主導のラグジュアリーに対する解放的なアプローチを再定義している」と述べている。