北海道の初夏を代表する札幌市の「YOSAKOIソーラン祭り」が3年ぶりに開催されることになった。開催期間は6月8~12日の5日間。新型コロナウイルスの感染拡大で2年連続中止となっていたが、今年は感染防止対策を徹底しながら、規模を縮小して開催する。
メインの大通会場のパレードを例年の半分程度の規模とし、野外ステージでの演舞は有料席のみの観覧に限定。市内各所の地域会場も例年の半分の10カ所とする。
参加チーム数は例年の7割ほどの200チーム程度とし、海外からのチームは参加しない。
参加チームにはマスク着用を義務付け、演舞中に体が触れ合う演出は禁止とする。
「YOSAKOIソーラン祭り」は、練習を重ねた踊り子たちが大通や野外の特設会場で華麗な演舞を力いっぱい披露。北国の初夏の街を盛り上げる。
実行委員会は「しっかり市民の理解が得られる感染防止対策を講じて、第31回の祭りを開催したい」と強調する。
チケット販売は今月24日から。