
伊東大臣(中央)に決議文を手交する全旅連の亀岡専務(左)と戸倉氏(右)
「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会の事務局を務める全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)は22日、伊東良孝・地方創生担当相・国際博覧会担当相に、今年予定されるユネスコ無形文化遺産登録の国内候補選定で温泉文化を選定するよう協力を求めた。
協議会が15日の総会で採択した決議文を、「温泉文化大使」を務める全旅連の亀岡勇紀専務理事と戸倉羽奈氏が伊東担当相に手交した。
決議文は①最速である2028年のユネスコ無形文化遺産登録を目指し、今年予定している国内候補に「温泉文化」を選定していただきたい②登録と足並みをそろえ、「温泉」「温泉文化」の振興事業の拡充を図っていただきたい③インバウンドを見据え、「ONSEN」が世界共通語となるよう、温泉文化の価値を国内外に発信していただきたい―の3項目について、政府に強く要望するとの内容。
伊東大臣(中央)に決議文を手交する全旅連の亀岡専務(左)と戸倉氏(右)