延楽の料理イメージ
こだわりの味を追求
富山県宇奈月温泉の延楽（濱田政利社長）は、旅館料理の枠を超えたこだわりの味を追求している。生地港から毎朝仕入れる魚介、地元の米や野菜を使い、受け継がれてきた伝統の調理技術で宿泊客をうならせている。
料理のコースは、海、山の幸を特注の器で堪能できる「雅膳」をはじめ、季節感あふれる逸品が並ぶ「匠膳」「黒部旬彩膳」「黒部せせらぎ膳」などを用意している。
秋、冬はベニズワイガニ、ホンズワイガニが膳を彩る。旬の魚もそれぞれにうまい。白身魚の刺身には伝統的な調味料「煎り酒」をつけだれに。この煎り酒が評判で、瓶詰めにした商品が館内で販売されている。米は地元の契約農家からコシヒカリを仕入れている。
上質な料理を楽しむとともに、黒部渓谷を望む露天風呂に浸かれば至福のひと時が過ごせる。
▽延楽は富山県黒部市宇奈月温泉３４７の１。ＴＥＬ０７６５（６２）１２１１。http://www.enraku.com/
延楽の料理イメージ
