中国人研修生受入れ 宿泊施設で1年間 JNTO主催
国際観光振興機構(JNTO)は9月から、日本の旅館・ホテルで研修を希望する中国人学生の受入・派遣事業を始めた。1年間の日程で、旅館・ホテルに住み込みながら接客やフロント、客室清掃などの業務を担ってもらう。来年2月までに計200人を受け入れる予定で、JNTOは「将来の日中観光を担う人材の育成につながれば」と期待する。一方、研修先の旅館・ホテルは、中国からの団体ツアー受け入れに前向きな施設が多く、中国語を話す研修生を確保することで、中国人客に対するサービス強化につなげたい考えだ。
新ブランド名を導入 近ツー 1月に
近畿日本ツーリストは来年1月から、企業ブランド名「KNT」(ケイ・エヌ・ティ)を導入する。1月以降、パンフレットや看板、ホームページ上などで新ブランドを表示、周知する。社名変更はしない。
10万6000人が来場 JATA世界旅行博、盛大に
海外旅行情報を提供するアジア最大級のイベント「JATA世界旅行博2006」が9月22~24日に東京・有明の東京ビッグサイトで開かれ、一般消費者と業界関係者を合わせて過去最高となる10万6千人の来場者を記録した。出展者は131カ国・地域から770企業・団体を数えた。
「EZweb」に 宿泊予約サービス 日本旅行
日本旅行は、KDDI、沖縄セルラーの携帯電話インターネットサービス「EZweb」に開設される旅行予約サイトに、宿泊予約サービスを提供する。サイトは10月5日に開設の「au Travel」。携帯電話からいつ、どこでも空室状況の確認や予約が行えるほか、GPS機能で今いる場所の近くにある宿泊施設を検索できる。
JTB旅ホ連 承認地区が中間発表 健康保養温泉地づくり支援
JTB協定旅館ホテル連盟は9月27、28日、「健康保養温泉地づくり支援事業」の承認11地区に向けた研究セミナーを東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモンドで開いた。72人が出席。各地区の代表者が取り組みの中間状況を発表したほか、JTBの国内商品事業部地域担当部長らを交えて11地区の関係者が相互に意見を交換した。また、温泉地づくりに関する講演も行われた。
≪旅館ホテル・施設・団体≫
来場1千万人突破 ゆのくにの森 開業18年で達成
ゆのくにの森(石川県粟津温泉)の開業以来の来場者数が9月23日、1千万人を突破した。ゆのくにの森は、13万坪の広大な敷地に北陸・加賀の伝統工芸体験が楽しめる館を備えたテーマパーク。和紙手すき、ガラス工芸、九谷焼など11の館で50種類以上の体験ができる。55年6月1日の開業以来、18年3カ月、6681日目での“快挙”となった。
≪総合≫
かけ流しの仕組み学ぶ 「鶴の湯」などで 源泉見学会開く 湯宿を守る会
源泉湯宿を守る会(平野富雄会長、45会員)の源泉見学会が9月12、13の両日、秋田県内の温泉地で開かれた。会員旅館ら43人が参加。「鶴の湯温泉」など12カ所の温泉を見て回り、源泉かけ流しの仕組みなどを学んだ=写真。
神戸国際コンベンション協会 情報発信などで協力 香港政府と協定締結
神戸国際観光コンベンション協会(鵜崎功会長)と中国・香港政府観光局は9月28日、兵庫県神戸市の相楽園で、観光に関する友好親善協定を締結した。式典には鵜崎会長、加納國雄香港政府観光局日本・韓国地区局長、ジェニー・チョック香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部首席らが出席し、調印式を行った。
友好親善協定に調印する鵜崎会長(写真右から2人目)と 加納同局日本・韓国地区局長(同3人目)
宿泊券プレゼント システム・シャインの商品で
旅館・ホテルのじゅうたん,ソファーのクリーニング業務を請け負うシステム・シャイン・サービス(東京都豊島区、田中健一社長)はこのほど、商品購入者に対して温泉ペア宿泊券などを抽選でプレゼントするキャンペーンを始めた。 キャンペーンの対象商品は業務用消臭スプレー「マジカル消臭3S」と、じゅうたん・カーペット用シミとりスプレー「スーパースリーS」。応募方法は、これらの商品に付いている応募シール10点分を専用はがきを使って同社へ送る。 キャンペーンに関する詳細はシステム・シャイン・サービス(TEL03・5996・5407)へ。