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 ■過去のトップ記事 第2399号《2006年11月25日(土)発行》

総合

「日本の宿 女将」出版記念本社主催交流の集いに90人

 観光経済新聞社は20日、「日本の宿 女将──伝統文化を守る和と心」の発刊を記念し、掲載旅館の女将、若女将や観光業界関係者が集う会「交流と親睦の夕べ」を東京都千代田区のニューオータニで開いた。約90人が出席した。


総合

05年度旅館数 2436軒減の5万5567軒に 厚労省調べ 全都道府県で減少

 厚生労働省は22日までに、05年度(今年3月末現在)の全国の旅館・ホテルの営業施設数と客室数をまとめた。それによると、旅館数は5万5567軒、客室数は85万71室となり、前年度に比べ、それぞれ2436軒、2万780室減少した。対して、ホテルは8990軒、69万8378室で、こちらは179軒、2万7353室の増加。旅館数は1980年の8万3226軒をピークに減少の一途をたどっており、歯止めがかかる兆しはいっこうに見えない。


総合

観光立国推進法 「今国会で成立」目指す 団体、議員ら600人出席成立望む決議文採択

 「観光立国推進基本法及びエコツーリズム推進法の成立を期する会」が15日、東京都千代田区の憲政記念会館で開かれた。観光関連の団体や企業、地方自治体などを中心に参加者は約630人(主催者発表)、国会議員は26人が駆け付けた。現行の観光基本法を43年ぶりに全面的に改正し観光立国の実現を推進する「観光立国推進基本法」と、議員立法で提出を目指す「エコツーリズム推進法」の両法案の今国会での成立を要望する決議文を採択した。


約600人が出席コブシをかかげ実現に力を込めた

旅行業・運輸

来夏に「観光列車」運転 JR西 下関、長門市との協力で

 JR西日本はこのほど、山口県下関市、長門市と協力しながら、来年夏から、観光列車を運転する計画を発表した。ふぐや関門海峡で有名な下関と、長門湯本温泉や童謡詩人金子みすゞゆかりのまち並みを持つ長門という、県下でも観光客に人気の高いエリアを観光列車で結ぶ。


≪経営≫

中小企業再生支援協 相談件数1万超す 1600社の再生計画を策定

 中小企業庁によると、全国47都道府県の中小企業再生支援協議会は、03年2月の設立から約3年半で約1万社の窓口相談に応じ、このうち16%に当たる1587社の再生計画策定を支援している。計画策定完了案件は、業種別では飲食店・宿泊業が製造業、卸売・小売業に次いで3番目に多く、161社に達している。同庁では、再生計画策定により、7万5445人の雇用が確保されたとしており、協議会の存在意義を強調している。


≪旅館ホテル・施設・団体

制度周知へ今年もキャンペーン

 全国旅館生活衛生同業組合連合会(全旅連)のシルバースター部会(山本清蔵部会長、滋賀県・旅館紅鮎)はこのほど、人に優しいシルバースター登録旅館・ホテルをアピールするキャンペーンを始めた。毎年恒例のキャンペーンで、全国のシルバースター登録施設や都道府県観光案内所にアンケート用紙を備え、回答者に抽選でシルバースターのイメージキャラクター、卓球の福原愛選手をモデルにしたテレビゲームをプレゼントする。


キャンペーンのアンケート用紙

≪総合≫

TIC利用者が回答 「日本人と生活様式」に関心 JNTO 訪日旅行実態調査

 国際観光振興機構(JNTO)はこのほど、JNTOの外国人総合観光案内所「ツーリスト・インフォメーション・センター(TIC)」の利用者を対象とした訪日旅行実態調査の結果をまとめた。集計結果は、欧州からの旅行客の回答が約3分の2を占め、調査期間が夏季だったことなどを考慮する必要があるが、訪日旅行での関心事・動機のトップには「日本人とその生活様式」が挙げられ、平均滞在予定日数は21.6日と長期にわたった。



地域観光
携帯電話で観光情報 滋賀県彦根市 学習伴うまち歩き

 地元を訪れる観光客に携帯電話で観光情報を発信する動きが目立っている。滋賀県彦根市ではICタグを、奈良県飛鳥地方では2次元バーコードをそれぞれ活用し、散策を楽しんでもらうシステムを開発した。


電波ポスターにICタグ付き携帯電話をかざす


≪商品・設備≫

ビール サントリー 麦芽を通常の1.2倍

 厳選した素材とこだわりの製法で実現した「華やかな香り、深いコクと旨み」が特徴のサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」。麦芽を通常ビールの約1・2倍、アロマホップを約2倍使用。特にホップについては「香り」にこだわり、チェコ・ザーツ産のファインアロマホップを中心に、欧州産のアロマホップを100%使用した。
 この件についての問い合わせ先は、サントリーお客様相談センター(TEL0120・139・310)。

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