■過去のトップ記事 第2400号《2006年12月2日(土)発行》
「泊食分離」促進で実験 国交省、7地域を選定 作並の5軒食事、風呂も共有
国土交通省は「宿泊産業活性化ビジネス戦略に関する調査検討委員会」(座長・松坂健西武文理大教授)の提言を受け、「泊食分離」の実証実験を行う7地域を選定した。作並温泉や舘山寺温泉などではすでに実験が始まっており、作並では泊食分離だけでなく、宿泊先以外の風呂も利用できるようにした。連泊や長期滞在のニーズに合わせた泊食分離の必要性が指摘されているが、採用する宿泊施設はまだ少ないのが現状で、実証実験の結果が待たれる。
明治の野球を再現
東京・上野公園にある「正岡子規記念球場」で11月26日、明治時代の野球を再現した「の・ボール」の大会が開かれた。子規の出身地・松山市と台東区選抜が対戦した。
「世界遺産」検定 来年6月に実施 検定実行委
世界遺産検定実行委員会(事務局・NPO法人世界遺産アカデミー)が主催する「第2回世界遺産検定(正式名称は世界遺産学検定)」の試験日が07年6月17日に決まった。 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡の全国8カ所で実施する。検定料は5250円。受検料の一部をユネスコ世界遺産センターに世界遺産保全活動基金として寄付する。
ペットツアーサイトを開設 近ツー、まず3商品発売 犬同伴が参加の条件
近畿日本ツーリストは11月24日、愛犬家を対象にしたサイト運営会社Marchs(八王子市、受川弘和社長)、動物健保などの事業を行うアニコムクラブ(東京都新宿区、武村俊治理事長)の協力を得て、ペット(犬)との旅行を募集する事務局を立ち上げ、サイトの運営を始めたと発表した。商品はすでに発売しており、申し込みは順調という。
旅行専門SNSを開設 ドットネット 登録、参加料など無料
旅行情報ドットネット(東京都港区、菅谷義博社長)は1日、旅行専門のSNS(会員制コミュニティサイト)「旅行情報ドットネット(http://ryokojoho.net)」を開設した。一般利用者の会員登録、参加、閲覧は全て無料。主にサイトの広告収入で運営する。旅行好きな人、旅行情報を集めている人だけが集まるコミュニティを目指す。
全国小企業7~9月期 業況判断DIが微減 国金調べ 宿泊業は高い伸び示す
国民生活金融公庫の「全国小企業動向調査」によると、今年7~9月期の小企業(従業者30人未満。飲食店・宿泊業などは10人未満)の業況判断DI(「良い」とする企業割合から「悪い」とする企業割合を引いた値)はマイナス36・9で、前回調査(4~6月期)に比べ0・6ポイント低下した。ただ、来期(10~12月期)の見通しは今期実績に比べ7・8ポイント上昇。今期の売上DIも前回調査に比べ上昇しており、景況の改善傾向は今後も続きそうだ。業種別では、飲食店・宿泊業が高い伸びを示した。
館内でデイサービス つなぎ温泉愛真館 東北地方で3例目
岩手県盛岡市・つなぎ温泉の愛真館(菊地義雄社長)に、東北で3例目となる温泉旅館型デイサービス施設「夢ぷらざ」が開所した。11月22日には、つなぎ温泉観光協会、旅館組合つなぎ支部の役員、地元関係者が集まり、開所式が行われた。
≪地域観光≫
「来年も高知に来て」 県観光協 宿泊券プレゼント
11月1日から始まった高知県観光コンベンション協会の「土佐二十四万石ありがとうキャンペーン」が好評だ。「NHK大河ドラマ功名が辻」放映と「土佐二十四万石博」開催で高知県に多くの観光客が訪れているなか、来県者に感謝し、来年以降も高知に訪れてもらおうと、「24」をキーワードに宿泊券や優待券などをプレゼントするもの。
キャンペーンのチラシ