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■過去のトップ記事 第2365号《2006年3月18日(土)発行》
≪総合≫
日中観光交流年がスタート 「政治超え、交流拡大を」 北側国交相王中国大使 互いの姿勢表明
 2006年は、青少年や姉妹(友好)都市の交流を通じ、日本と中国が観光交流の拡大を目指す「日中観光交流年」──。そのオープニングイベントが10日、東京の赤坂プリンスホテルで開かれ、中国からの代表団約80人を含め、両国政府・観光関係者ら300人以上が参加した。交流会には、日本側から北側一雄国土交通相、中国側から王毅駐日中国大使が出席し、両国の政治的な問題を超えて観光交流の拡大を進めていく姿勢を互いに表明した。

交流会に出席した北川国交相(左)と中国の王駐日大使
13日、赤坂プリンスホテルで

≪総合≫
優秀観光地づくり賞「金賞」 佐原、日南市に 日観協
 日本観光協会はこのほど、第13回「優秀観光地づくり賞」に千葉県佐原市など5団体を選んだと発表した。表彰式は4月21日、幕張メッセ(千葉市)で開かれる「旅フェア2006」のオープニングセレモニーで行われる。

≪旅行業・運輸≫

JTB 地域一体で九州活性化 第1弾雲仙で 観光インフラ整備も
 JTBは、新たな九州の魅力や物語の発見をテーマとした地域活性化キャンペーン「新九州物語」を展開する。4月に営業を開始するJTB九州が、地元の行政や観光関係機関を巻き込み地域一体となって取り組む。例えば、周遊型バスなどの企画を実施して好評であれば、キャンペーン以後も継続し、その地域の観光インフラを整備する狙いもある。第1弾は、雲仙地区で3月18日から4月27日まで。

≪経営≫

東阪で集客セミナー 船井総研、温浴施設向け
 船井総合研究所は、温浴施設の経営者を対象として「ゴールデンウイーク以降も爆発的に集客できる方法大公開セミナー」を東京で4月14日に、大阪で4月17日に開催する。

≪旅館ホテル・施設・団体≫

JTB旅ホ連 4温泉が活動報告  「健康保養温泉地づくり」で
 JTB協定旅館ホテル連盟は「健康保養温泉地づくり支援事業」で「モデル温泉地」20カ所に経済支援をしている。うち4カ所の温泉地が7日、同旅ホ連が都内で開いた第2回健康保養温泉地づくりセミナーのなかで現在の活動の進ちょく状況を発表した。

「指宿スパヘルス」事業の活動内容を発表するホテル秀水園の湯通堂社長

≪国際観光≫

OLターゲットにPR 政観がキャンペ 「香港でリフレッシュを」

 香港政府観光局とキャセイパシフィック航空は13日、都内で旅行会社やマスコミ関係者らを集めて「06年『香港逃避行』キャンペーン」プレス発表会を行った。
 多彩な魅力を持つ香港を、リフレッシュに最適なショートステイデスティネーションと位置づけ、25歳から35歳のOLと母娘の二人旅を主な対象に、同地への旅行需要を促す。
 イメージキャラクターにはモデルの森泉さん=写真=を起用し、今月下旬から新聞や雑誌、インターネットなどで告知展開される。

≪地域観光≫
こんぴら歌舞伎PR 琴平町と観光協会
 香川県の琴平町観光協会(近兼孝休会長)と琴平町(山下正臣町長)が共催する「四国こんぴら歌舞伎大芝居と春の讃岐路」が6、7の両日、JR大阪駅でキャンペーンを展開した。砂時計前の特設会場で、こんぴら歌舞伎大芝居(4月6~23日)さぬき三湯物語、金丸座の紹介、各観光地のビデオ放映やパンフレットの配布を行った。

≪商品・設備≫
浴槽 アステック 湯温をコントロール

 旅館・ホテルに、ユニットタイプの浴槽「選美槽」(えらびそう)を販売しているアステックはこのほど、「選美槽WARMER(ウォーマー)」を開発した。浴槽単体で湯温をコントロールできるので、従来の「熱交換器」の設置が不要という。
 選美槽ウォーマーは、選美槽の持つ高いデザイン性や耐久性はそのままに、浴槽壁面に独自の保温ヒーターを内蔵した。これにより、浴槽単体での湯温コントロールが可能になり、従来、循環させながら温めていた源泉は、そのまま浴槽に注ぐだけで適温に維持される。
 この件についての問い合わせ先は、アステック(TEL045・914・0026)。


選美槽ウォーマー

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