ゆのくに天祥(石川・山代温泉)は個人・グループ客に対応するため、約1億円を投じ、ハード・ソフト両面の整備を図った。 ハード面については今月、「白雲の館」2階に新たに個室タイプの食事処「兼六」(9室)と小宴会場「彩花」(2室)をオープン。同時に1階のマッサージ&エステコーナーも改装した。 「来春には、施設の規模を生かしたコンベンション、宴会機能の充実する計画もある」と同館。 ソフト面では予約、運営サービス、会計などの基幹情報システムを全面更新、来年2月から新システムを本格稼働させる。
三井観光開発は、「働く人により快適なホテル空間」として、同社オリジナルの客室企画「アーバンルーム」「オードリールーム」を系列3ホテルに順次導入する。 採用するのは三井アーバンホテル新千歳空港、同仙台、同大阪の3軒。 「アーバン―」は、「自分だけの書斎」をコンセプトに、広い部屋とベッドを用意。目に優しいデスクランプなど、出張先でのビジネスをサポートする実用的な機能性と、テンピュールマットレス・ピローなど、休息に必要な備品を採用した。 「オードリー―」は、働く女性の出張客をターゲットに設定。スチームフットスパ、マッサージチェアなど、体をリフレッシュし、美しさをサポートする機能的な備品を備えた。
ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツはこのほど、外国人宿泊者を拡大するため、英語で宿泊予約ができるサイトを開設した。ブランド、地図から宿泊先のホテルを探せ、各ホテルでは滞在方法に合わせ日付、部屋タイプ、宿泊プラン別に空き室を検索できる。 ソラーレの外国人客は昨年度実績で宿泊客の約5%を占めている。台湾、韓国、中国など東南アジアの客が多いという。