富山県高岡市と射水市を結ぶ第三セクターの路面電車「万葉線」に低床式新型車両「アイトラム」の3号車が06年12月20日に納車され、来春をめどに営業運転を開始する。 アイトラムは、「都市の再活性化、少子高齢社会への対応など、当該路線は地元にとって必要不可欠な社会資本である」との基本姿勢の下、誰でも気軽に利用できるユニバーサルデザインを目指し導入された。車両は赤を基調とした車体。車両とホームの段差解消、音声案内、手すりの設置が整備されている。 万葉線株式会社は、国や県などの補助を受けてアイトラム3号を2億2千万円で購入した。現在、同車両を試運転している。 また、06年11月末で万葉線の利用者が5百万人を突破したことを記念に、通常8百円にところを5百円にした1日フリー乗車券を2月28日まで販売している。