環境省は1月29、30の両日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで、「エコツーリズムシンポジウム」を開く。エコツーリズム大賞表彰式や、エコツーリズムモデル事業に取り組んでいる関係者による発表や意見交換などを行うオリエンテーションなどを実施する。 エコツーリズム大賞表彰式は29日に行う。エコツーリズムを実施する地域や事業者の優れた取り組み事例を表彰、広く紹介するのが目的で、第2回目。審査結果は近く発表する。 同日のオリエンテーションには知床地区や白神地区、屋久島地区などがモデル事業での実践を通じて得られた成果と課題を発表する。
冬柴鐵三国土交通・観光立国担当大臣は11~12日、韓国を訪問し、日韓の観光交流についてキム・ミョンゴン文化観光部長官と会談した。朝鮮通信使400周年に伴い各地で開催される記念事業への支援、「日韓相互通信使」の派遣・交換事業を実施することなどで意見が一致した。 航空路線では、日本側から、現在は定期便の発着がない襄陽(ヤンヤン)、大邱(テグ)、光州へのチャーター便の開設を提案。青少年交流の推進などに活用する考えだ。 冬柴大臣の訪韓は、昨年12月の訪中に続くもので、日中韓は観光交流人口を05年の1200万人から、2010年には1700万人とする目標で合意している。