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地域観光 第2411号《2007年3月3日(土)発行》  

「家族の記念日、佐賀で祝って」とユニーク企画
パンフレット


 佐賀県ファミリーツーリズム研究会(事務局=佐賀県観光課)は2月21日、春の観光客誘致企画「家族de佐賀2007春」の概要を発表した。2月下旬から4月上旬にかけて、団塊世代の退職祝をはじめ、還暦祝、卒業・入学祝、結婚記念といった家族の記念日を佐賀県で過ごしてもらおうと、地元観光関係者が用意したユニークなお祝い企画を紹介した。

 県では、「家族に優しい観光地」としての佐賀県をさらに磨き上げるための活動として、ファミリーツーリズム(親、子、孫の三世代旅行の適地づくり)を推進。イメージキャラクターに「バーバパパ」を採用し、PR活動も強化している。

 春の企画への参画施設は、35軒(旅館31、観光施設他4)。旅館・ホテルでは、施設ごとに家族の記念日向けの特典やサービスを用意。宿泊客の写真を使ったタペストリーのプレゼント、還暦祝の赤いちゃんちゃんこと座布団の貸し出しなど、趣向をこらした企画をそろえた。観光施設でも家族の記念日に関連したイベントを開催する。

 同研究会では、バーバパパの巾着やシールも製作。同企画のPRや参加者へのプレゼントに利用する。 

 さらに、写真コンテスト「家族の記念日写真」を一般から募集中。ホームページなどでは「佐賀のしあわせ巡り」として観光スポット情報も提供している。



有馬温泉観光協会が創作料理と土産品コンテスト
有馬の芸妓さんも審査に一役


 「第4回有馬ならでは創作料理・土産コンテスト」が2月18日に神戸市北区の有馬の工房で開催された。主催は有馬温泉観光協会。4年目を迎えるコンテストで、有馬温泉の新名物を発掘するのが目的。有馬温泉観光協会では「料理のアイデアや味、応募者のレベルが上がってきているが、有馬のコンテストということで注目も高く、年々期待も大きくなっている」と話した。

 今回は、丹波産の食材を主材料にした創作料理や創作土産を募集。黒豆や猪肉など兵庫県内のブランド食材地域である丹波地域と初めて連携して開催した。 

 一次審査を通過した料理部門33点、創作土産24点を最終審査。部門ごとに1位にあたる「太閤賞」、2位の「ねね賞」、3位の「ゆけむり賞」を選考したほか、特別賞も3点に贈った。

 コンテストの審査結果は次の通り。
【料理部門】▽太閤賞=猪肉と丹波牛のロースト地の野菜添へ(大岡寛・銀水荘別館兆楽)▽ねね賞=丹波亥の有馬山椒寿司(上月強嗣・竹取亭円山)▽ゆけむり賞=ねね様ご用達金泉コラーゲン黒豆うどん(永西辰行・中の坊瑞苑)▽特別賞=有馬銀泉仕立絹ひかりふわふわ茶碗蒸し(赤間博斗・有馬ロイヤルホテル) 

【創作土産部門】▽太閤賞=太閤さま御用達抹茶薯蕷千成饅頭(宮内希典・中の坊瑞苑)▽ねね賞=開運三羽ガラス(吉田佳展・吉高屋)▽ゆけむり賞=丹波獅子肉パイ有馬山椒風味(竹田勝行・カフェド・オロ)▽特別賞=丹波黒豆チーズケーキ(鈴木美代子・カフェド・ボウ)、金泉鉄絵雲文四寸組み皿(田中光弥・温馨窯)=敬称略



松山市、マスコミを招き「坂の上の雲ミュージアム」などPR
オープンを待つミュージアム

 愛媛県の松山観光コンベンション協会(森本惇会長)は2月20日から1泊2日の行程で、旅行会社やメディアを対象にしたプレスツアーを実施、40人が参加した。松山市は「屋根のない博物館──フィールドミュージアム構想」に基づきまちづくりを進めており、その核となる「坂の上の雲ミュージアム」が4月28日にオープンする。ツアーでは旅行会社やメディア関係者に市の魅力を知ってもらおうと、同ミュージアムの内覧会や松山市内の観光スポットを紹介した。 

 市や観光コンベンション協会は99年から、故司馬遼太郎氏の小説「坂の上の雲」をテーマに、松山全域を屋根のない博物館に見立てた「フィールドミュージアム構想」を打ち出し、21世紀のまちづくりに取り組んできた。

 同ミュージアムは建築家の安藤忠雄氏が設計。鉄骨鉄筋コンクリート造りの地上4階・地下1階建て。施設内部では計1296回にも及んだ産経新聞連載記事の壁面展示や、原作にも登場する正岡子規と秋山兄弟ら3人にちなんだ直筆資料などの展示がみられる。

 また、江戸時代、明治時代の風景や風俗を映像やレプリカ、造形物などを用いて、日本が近代化していく過程を感じ取れるような展示計画となっている。

 学芸員の石丸耕一さんは「ミュージアムの認知度を高めていくには、読者以外の女性や若者たちにどのようにアピールして、取り込んでいくかがかぎを握る」と課題を話した。

 ツアーは、同ミュージアムを起点にメディア、旅行会社の2班に分かれフィールドミュージアム構想の地域として設定されている市内の観光スポットを巡った。メディア班は、秋山兄弟生誕地や道後散策を、旅行班は、ロープウェー街や松山城などを巡った。

 ツアー終了後、松山全日空ホテルで意見交換会が行われ、中村時広市長は「松山は食材が豊富なところ。これはという郷土料理を宣伝していなかったが、瀬戸のまつやま海ごはんをテーマにした鯛めし、たこめし、あなごめしを宣伝していきたい。そして、2、3回訪れたくなるような物語性のあるまちづくりをしていきたい」と抱負を語った。


「優秀観光地づくり賞」金賞に彦根市と三島市
金賞を受賞した彦根市


 日本観光協会(中村徹会長)は2月23日、第14回「優秀観光地づくり賞」の受賞団体を発表した。16団体の応募の中から5団体が選ばれ、金賞は滋賀県彦根市(国土交通大臣賞)と静岡県三島市(総務大臣賞)が受賞した。

 奈良県曽爾村、岡山県高梁市、熊本県山鹿温泉観光協会の3団体は日本観光協会会長賞を受賞。表彰式は4月19日、幕張メッセで開かれる「旅フェア2007」のオープニングセレモニーで行われる。

 彦根城(国宝)で知られる彦根市は、城の一点観光から、城下町を含めた奥行きの深い「まちなみ観光」にふさわしいまちづくりを進めている。その一例が江戸町家風の家並みの「夢京橋キャッスルロード」。城を訪れる観光客の約半数が出向くという。「コミュニティの再生を目指しており、まちづくりが地域に根付いている。地元が熱心であり、その協力体制が評価できる」(日観協)のがポイントとなった。

 また、三島市は「街中がせせらぎ事業」に取り組んでおり、殺風景だったJR三島駅前に樹を植え、花壇を作り、水が流れるせせらぎ空間を作り出した。源兵衛川では水との触れ合いを楽しめるよう川の中に飛び石や木道も整備するなど回遊性を高めた。「景観整備推進の結果が観光に結びついた新しい観光モデル」(同)と高く評価した。



北海道羅臼町の観光協会が事務局長公募
 稲取温泉観光協会(静岡)に続けとばかり、北海道の知床羅臼町観光協会(辻中義一会長)は事務局長を全国から公募している。世界自然遺産・知床のお膝元だが、観光客は思うように増えず、外部の知恵で立て直しを図る。

 採用人員は1人。稲取では「年収700万円、1戸建て付き」という破格の条件が話題となったが、同協会は財源難でもあり、社会保険などはあるものの「月給21万円」となっている。

 「町にふさわしいエコツーリズムを担うことのできる、コーディネーターとしての事務局長」を求めている。年齢、性別は不問。採用された場合は4月から勤務する。

 応募締め切りは3月5日。問い合わせは同協会(TEL0153・87・3360)。

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