近畿日本ツーリスト(KNT)は10日、小学館の子育て応援雑誌「edu(エデュー)」や新潟県長岡市の山古志地区とタイアップした企画商品「ゴールデンウイーク山古志で親子田植えツアー」を発売した。 同地区は1日、中越地震に伴う避難勧告が解除されたばかり。ツアーは応援の側面もある。農村の暮らしを親子で体験するだけでなく災害時の危機管理について学ぶことができる。 ツアーでは、棚田で親子で田植え体験ができるほか、子供たちはもちつきやそば打ちを地元の子供たちと行い、交流を図ることができる。また、お母さんたちは地元の婦人会との交歓会を通して、山菜料理などを学ぶ。同地域名物の闘牛も見学できる。 このほか、旧山古志村村長の長島忠美衆院議員から「災害時の親子の危機管理のありかた」に関する講話も。長島さんは「復興のキーは子供たち。完全な復興までには今の子供たちが大人になるまで時間がかかるだろうが、応援してほしい。そのきっかけづくりになれば」と語る。 日程は5月4~6日の2泊3日で、旅行代金は大人3万円、子供2万6千円。定員は40人。申込締切は18日。
JALツアーズはこのほど、「JAL麗らか四国」を発売した。無料の観光周遊バスを利用したコースを設定し、「初めて四国を訪れるお客さまにも十分に楽しめるよう工夫した」という。 設定期間は5月6日から7月18日。東京や札幌など7空港から出発する。旅行代金は「足摺・四万十2日間」の場合、3万2800円から。集客目標は1500人。 無料周遊バス「JAL麗らか四国号」は6ルートで運行。昨年より観光時間を長くとるとともに、新たに松山の道後温泉に泊まるルートを設定した。利用者にはレストランや店でサービスや特典が受けられるパスポートなどをプレゼント。
日本旅行はこのほど、日本環境セラピー協会と共同で、20~30代の働く女性向けに癒しと学びの旅「環境セラピーを学ぶ休暇」を発売した。 環境セラピーは、生活環境の中で受けた心と体の不快な諸症状を、セルフコントロールで緩和・消去する療法。 今回のプランでは、ベーシックセラピーコーディネーター資格が取得できる講義を受講。修了者には同資格の認定証を発行する。講義と実技の1泊2日。宿泊は東京・三井ガーデンホテル銀座。4月29日、5月12、26日、6月9、23日の5回設定。料金は4万5400円から。
日刊スポーツ新聞社は10日、同社ウェブサイトの中に旅行サイト「スポトラ」(http://travel.nikkansports.com/)を開設した。旅行会社約100社の旅行商品約5万件などを検索、予約できる。 スポーツ新聞の旅行サイトらしく、米大リーグ野球観戦ツアー、欧州サッカー観戦ツアーなどの「スポーツ観戦ツアー」や、ゴルフ、サーフィン、ダイビングなどの「体験ツアー」を紹介。
阪急交通社は5日、携帯電話の旅行総合サイトをオープンした。従来の携帯サイトは国内宿泊予約や航空券予約が主流だが、「当社のオリジナル商品の情報をデータベース化して掲載、素材商品はもとより、各地出発の国内・海外パッケージツアーなど豊富な商品情報を提供する」という。 このサイトは「阪急トラベる」(http://hankyu.travel/)。各地域担当者の企画を出発地選択に応じて表示する「今週のオススメ」などを掲載。宿泊施設は2千~3千軒が検索、予約できる。 国内や海外旅行の格安フリープランやバスツアーなどのほか、宝塚歌劇なども「簡単操作で検索できる」という。5月からはその場で空き状況も確認できるようにする。 同社のネット販売実績は05年度が取扱額332億億円(取扱人数50万人)、06年度は360億円(同56万人)の見込みで、「携帯サイトへの参入を機に、ネット市場での飛躍を目指す」と意気込む。