静岡県は6月末、韓国人旅行客の誘致を目的とした駐在員事務所をソウル市庁の近隣に開く。09年3月の富士山静岡空港開港に向けて政府機関などとの連絡調整を行うほか、インバウンド客誘致のための情報の収集と発信を行う。静岡県の知名度向上を狙う。 職員数は、所長1人と現地採用スタッフ1人の2人。別途、事務所の運営とインバウンド誘致に助言を行う「戦略アドバイザー」も設置する。 同アドバイザーには、日韓の旅行業関係者、学術経験者、マスコミ関係者などの中から数人を選び委嘱する予定。新事務所の開設後に人選を行う。