日本旅行はこのほど、話題の映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の公開を記念して、東京観光を楽しむ映画とのタイアップ商品を発売した。 息子が「オカン」を東京に招待して一緒の時間を過ごす旅をお手伝いするという企画。東京タワー大展望台の入場券付き観光プランや、東京タワーが見える部屋を用意するホテルステイプランなど。 東京タワー側部屋限定のホテルステイはザ・プリンスパークタワー東京、パレスホテルなどに宿泊。5月6日から7月31日の設定で、料金は2人で3万円から。オプショナルツアーとして、東京タワーの絶景スポットでの記念撮影と六本木ヒルズでのランチクーポン、クルーズディナーなどを用意した。
楽天トラベルは4月25日、国内旅行ダイナミックパッケージ「ANA楽パック」を改良し、単純往復一都市宿泊以外の旅程予約もできるようにした。 往路の到着空港と復路の出発空港が異なるオープンジョーと呼ばれる旅程の予約が可能になった。また2泊以上の旅程の場合、宿泊施設や宿泊プランを自由に組み合わせて予約できる。 周遊型の旅程、出発空港と帰着空港が異なる旅程は予約できない。
JALツアーズは、4月25日に送客1千万人を達成したのに伴い、記念セレモニーを羽田空港で実施した。須藤元社長が花束と記念品を1千万人目となった千葉県在住の今井さんに贈呈した。 今井浩さんは「自分たちが1千万人目のお客と聞き驚いた」と笑顔でコメント。 セレモニーで須藤社長は「昨年度はJALライナーの見直しや九州キャンペーンの効果もあって九州エリアは活況を呈している」と述べ、「これからもお客さまの声を十分に聞き、商品の企画力を充実していきたい」と意気込みを語った。
近畿日本ツーリスト(KNT)は富裕層をターゲットにした新しいタイプの店舗「ラグゼ 銀座マロニエ」を5月26日、東京・銀座マロニエ通りにオープンする。上質感ある店内で経験豊かなスタッフが高品質な旅行商品を販売する。JTB、HISが富裕層向け店舗を展開する銀座で、KNTがラグジュアリー層の獲得を図る。 KNTは同店を富裕層向け店舗の旗艦店として位置づけている。コンサルティング機能を重視するため、旅行提案経験や添乗経験豊富な22人のスタッフを社内から選抜し、配置した。「ラグジュアリー(贅沢)」をコンセプトに、個人、法人向け高品質な旅行商品を販売する。 旅行商品の販売だけでなく、富裕層向けのセミナーやイベントの実施のほか、写真・アートギャラリーとしても活用する。「旅を通して心豊かなライフスタイルを提案する」という。 オープンに併せ、4月26日にはオリジナルブランド商品「ラグゼコレクション」を発売した。ヨーロッパを中心に13コースが設定されている。 オープン記念コース「夏のヨーロッパ2大音楽イベント ザルツブルグ音楽祭&ヴェローナ野外オペラの旅9日間」の場合、「ルレ・エ・シャトーホテル」などのラグジュアリーホテルに宿泊する。旅行代金は1人189万円(ビジネスクラス利用の場合)。 同店では海外旅行を中心に取り扱う予定だが、「イベントを組み込んだ付加価値のある高額国内旅行商品なども今後販売する予定」だ。
HISの関東営業本部は4月25日、デジタルテレビ向けのネットサービス「アクトビラ」上に、テレビのリモコンボタンで海外旅行情報が閲覧できるサイト「HIS旅行ナビ」(http://www.his-tour.jp/actvila/index.htm)を開設した。 テレビを見ながら、海外ツアー、海外航空券などの情報を閲覧できる。画面にコールセンターの番号を記載し、旅行商品を電話で予約できるようにした。今後は日帰りバス旅など国内旅行の情報提供も始める。 アクトビラは、松下電器、ソニー、シャープ、東芝、日立などの出資会社、テレビポータルサービス(東京都港区)が展開するデジタルテレビ向けポータルサービス事業。アクトビラ対応テレビをインターネットのブロードバンド回線に接続することで利用できる。対応テレビは松下電器、ソニー、シャープ、ビクター、ナナオ、船井電機が発売している。