HISのインバウンド専門会社、エイチ・アイ・エス・エクスペリエンス・ジャパン(HEJ)はこのほど、訪日外国人旅行客向け体験型プログラム「エクスペリエンス東京」で、新コース「キモノ工房で染色体験と浴衣を着てみませんか?」と「合気道 半日内弟子体験」を相次いで発売した。 キモノ工房で染色体験と浴衣を着てみませんか?では、江戸情緒が残る人形町(東京都中央区日本橋人形町)の着物工房で、着物の染色と浴衣の着付けを体験した後、神社で記念撮影をする。使った浴衣と帯、下駄はお土産として持ち帰ることができるというもの。販売価格は1万9千円。毎週金曜日に2人から10人で催行する。 合気道半日内弟子体験では、各参加者に指導者が1人ずつまたは2人に1人ずつ付き、合気道の歴史から構え、受け身、技までを教わる。英語の通訳案内士もつく。稽古の後は他の弟子たちと一緒に道場の掃除をし、全員で食事を作り、師範とともに昼食を食べる。最後に和紙に師範が自筆した修了証を授与されるというプログラム。販売価格は1万円。毎週火曜日と木曜日に2人から6人で催行する。
東京都・銀座の玩具専門店「博品館TOYPARK」が、外国人観光客の人気スポットとなっている。広報担当の荻島晴美さんによると、「平日の昼間は7〜8割を外国のお客さまが占める。中でもファミリー層が観光も兼ねて土産におもちゃを購入していくパターンが多い」という。特にアジアからの訪日客が多い。 外国人客に人気がある商品は、(1)武蔵ルーレット(2)Mr.SOCCER(3)3D球体パズルキャラクター(4)寄席木細工ひみつばこ(5)キャストパズルなど。「武蔵ルーレット」ははしを使って“丸太”と呼ばれる棒をルーレットの出た目の数だけ井桁状に積み上げていくバランスゲーム。 博品館によれば、国籍を問わず外国人に人気のある商品に共通して言えるのは、「(1)日本でしか買えない(2)複雑な説明がいらない(3)かさばらないもの」──という。