HISのインバウンド専門会社、エイチ・アイ・エス・エクスペリエンス・ジャパン(HEJ)は26日、訪日外国人向け体験型プログラム「エクスペリエンス東京」の7〜9月版パンフレットを10万部発行した。 「空手入門!!」「漢字の成り立ちと書道の世界」「相撲部屋 朝稽古見学と特製ちゃんこ」など13コースの内容が英語と日本語で併記されている。訪日外国人客が多く滞在する宿泊施設、観光施設、観光案内所、HISの海外支店、JNTO(国際観光振興機構)の海外宣伝事務所などに送付した。 パンフレットは四半期ごとに作成。四季にあった日本体験プログラムを提供していく。
沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)はこのほど、外国人観光客向けの受け地ガイドブック「SMILE ISLAND沖縄」を発刊した。英語版、韓国語版、中国語簡体字版、中国語繁体字版の4種。那覇空港の案内所などへの問い合わせの多い観光情報を紹介。国・地域別の訪日客のニーズを捉え、4言語それぞれに情報内容を変えている。 英語版は、歴史や文化、伝統芸能が中心。韓国語版は、ゴルフ、ハネムーン、インセンティブツアー向けの内容。沖縄県内の韓国料理店やキムチの販売店の情報も掲載している。簡体字版は、中国の富裕層向けに観光施設やショッピング施設を紹介。繁体字版は、台湾と香港向けに、今後増加が見込まれる若年層の個人客を意識した内容。 共通の内容として、沖縄の基礎知識、イベントや交通、両替、病院に関する情報などを掲載している。 OCVBでは今後、台湾の運転免許証による日本国内の自動車運転が今秋にも解禁される法改正を踏まえ、台湾の個人・小グループ客によるレンタカー観光の拡大を見込んでおり、ガイドブックの活用にも期待を寄せている。