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トラベル 第2428号《2007年7月14日(土)発行》  

楽天トラベルが決済代行で新サービス
決済代行プログラムを発表する岡武社長(東京会場で)


 楽天トラベルは2日、宿泊施設に対する新サービス「決済代行プログラム」を始めた。3日に東京で800人、5日に大阪で500人の旅館ホテル関係者を集めてそれぞれ開いた「楽天トラベルサマーフォーラム2007」で岡武公士社長が詳細を発表した。

 宿泊予約サイトのビジネスモデルは、予約サイト経由で宿泊予約をした利用者が、チェックアウト時に宿に直接支払いをするのが基本。決済代行プログラムでは、楽トラが利用者と宿の間に入って決済をする。

 同プログラムは「事前カード決済」「インバウンド」「一括精算サービス」「国内ダイナミックパッケージ」の4種類。

 事前カード決済とは、利用者が予約時に宿泊料をカードで楽トラに支払うもの。宿へのキャンセル料は楽トラが保証する。通常の手数料(Aプラン7%、Bプラン8%、Cプラン9%)に加えて、決済手数料2%と決済処理サービス料(データ処理料とキャンセル処理料)を宿が負担する。データ処理料は1件につき15円、キャンセル処理料は1件につき5円だ。宿は楽トラに支払う手数料が増えることになるが、宿泊予約サイトの構造的欠陥だったノーショウ(無連絡での不泊)客のキャンセル料が担保されるなどの利点もある。

 岡武社長は事前カード決済の決済手数料率について「カード利用時の手数料率2%は大手旅行会社や業界団体が宿に提供している中で一番低率のはず」と説明した。

 事前カード決済はインバウンドでも行う。通常の手数料10%の他に、決済手数料2%、データ処理料1件15円、キャンセル処理料1件5円を適用する。インバウンド客は事前カード決済に慣れているが、これまで対応していなかった。ただ、利用者には予約時にカード番号を入力させていたため、事前決済と勘違いされる場合も多く、チェックアウト時にトラブルになることもあった。「これで施設にご迷惑をかけなくなるはず」(岡武社長)という。

 一括精算サービスとは、楽トラと法人契約している企業の従業員が出張で宿泊する場合に、フロントでの精算を一切行わないもの。決済手数料率は1.5%に抑え、決算処理サービス料は無料にした。

 ANAの国内航空便と全国の宿泊施設を利用者が自由に組み合わせて購入する国内ダイナミックパッケージでは、決済手数料、データ処理料、キャンセル処理料のすべてを無料とした。楽トラはダイナミックパッケージで鉄道会社との提携も視野に入れている。参画宿泊施設をさらに増やし、マーケットでの優位性を高めていくため、戦略的に手数料をゼロにした模様だ。



石見銀山、世界遺産登録で旅行会社が相次ぎ商品造成
パンフにも工夫を凝らす

 「石見銀山遺跡とその文化的景観」(島根県大田市)が2日、国内14件目の世界遺産に正式登録された。6月28日の登録決定の一報以降、地元はにわかに活況を呈している。各旅行業者も既存の石見銀山商品に「世界遺産決定」の文字を加えるだけでなく、新たに商品を造成に発売するなど素早い対応をみせ、石見方面への観光需要の取り込みを図っている。

 ■KNT
 KNTはメイト商品「らくらくJR&バスで行く 銀の王国 石見銀山」を関西地区で販売する。
「らくらく〜」は宿泊と往復のJRのほか、石見銀山までの直通バス「石見銀山号」がセットになった商品。宿泊地を玉造温泉、松江しんじ湖温泉、広島の11軒のホテル・旅館から選べる上、各宿泊地からバスで直接石見銀山に行ける。石見銀山、大森の町歩きでは地元ガイドによる案内がつく。

 設定期間は7月1日〜11月30日。宿泊料金は大人1人2万6800円から。

 販売を始めた6月29日には「20人の申し込みがあった」(同社)という。

 KNTでは東京発の石見観光商品の発売も予定している。 

 ■日本旅行
 日本旅行は個人型旅行プラン「JRのぞみで行く石見銀山と広島・宮島の旅」を販売する。

 往復のJRと宿泊を自由に組み合わせられるフリープラン型商品。オプショナルプランとして用意する周遊型観光バス「石見銀山号」を利用すれば、世界遺産登録10周年を迎えた厳島神社、原爆ドームなどを擁する広島・宮島エリアを効率的に観光できる。

 宿泊は広島、宮島・宮島口、松江しんじ湖温泉、玉造温泉の13軒から自由に選べる。

 7月1日から11月30日までの毎日。料金は東京駅発着、1泊2日で1人2万7300円から。

 ■阪急交通社
 阪急交通社はデビューしたばかりの新幹線のぞみN700系のグリーン車利用や、山陰の名湯に泊まるなど「ワンランク上の旅」(同社)を販売した。

 夫婦2人旅にスポットを当てたこのツアーは、8月19日〜9月26日出発の計16本を設定。各出発日とも最少催行人員は20人。

 石見銀山の坑道や龍源寺間歩の見学をはじめ、出雲大社、足立美術館、天橋立など山陰の観光名所を盛り込んだ。1日にデビューしたN700系のグリーン車は往路で利用する。宿泊地は玉造、皆生、城崎温泉。ツアー代金は「2人で15万円均一」とした。



夏休みの国内旅行は微増 JTB調べ

 JTBは5日、夏休み期間(7月15日〜8月31日)の宿泊旅行動向の見通しを発表した。好況感やボーナス増で旅行意欲も高まり、国内旅行人数は前年比0・9%増の7480万人と予測。沖縄の人気は変わらず。海外旅行人数は2・0%増の252万人を見込む。

 国内家族旅行の主流は車で行ける近場の宿泊。「今年は海周辺、プール付きの施設に人気が集中している」(JTB)。宿泊施設は、館内施設の利用割引や部屋食以外の食事選択など家族向けサービスを盛り込んでおり、これらが好評という。

 国内旅行費用は1・4%増の3万6200円と上昇傾向。沖縄や北海道など遠距離方面が人気であるのに加え、グレードが高めの施設に人気が集まっている。滞在日数が長期化傾向にあるのも影響しているようだ。

 海外旅行人数は、ドルやユーロに対する円安傾向などでほぼ全方面で旅行費用が上昇、加えて燃油サーチャージが高騰しているにもかかわらず好調だった前年をさらに上回る見通し。家族層を中心にハワイのほか、パラオ、南太平洋などビーチが人気だ。



水陸両用バスを使ったツアー、KNTと東武トラベルが商品化

 栃木県日光市の川治ダム周辺を運行する水陸両用バスが7日からツアーを始めたのに伴い、同ツアーを組み込んだ宿泊プランをKNTと東武トラベルが造成、発売した。いずれも湯西川温泉に宿泊するパック。(11面に関連記事)

 KNTはメイト商品「湯西川温泉に泊まる!水陸両用バスツアー」を企画、販売する=写真。設定期間は7月7日〜8月20日で、販売目標は1千人。メイト宿泊プランで湯西川温泉に宿泊した場合にも、オプションでバスツアーをつけられる。旅行代金は「彩り湯かしき花と華」宿泊の場合、大人1人1万1800円。

 東武トラベルは「2007年夏の社会科見学」にバスツアーを組み込む。水陸両用バスツアーに加え、湯西川ダムの工事現場や今市発電所、TEPCO鬼怒川ランドなどを見学できる。

 出発日は7月22日、7月29日、8月5日、8月19日、8月26日。各日とも37人限定。旅行代金は1泊2日で大人1人2万1千円から。


「親子で科学体験」する商品、ANAセールスが発売

 ANAセールスは東京の着地型商品を企画する「madeinTOKYO」から、サイエンスプロデューサーの米村でんじろう氏の科学実験ショーを楽しむ商品を発売した。最少催行人数は2人。

 同商品は国内ツアー商品を扱うANAスカイホリデーから、米村氏の協力を得て、夏休みの親子向けに造られた。各地から羽田空港へのANA便と、都内3ホテルから選べる宿泊に、ツアー参加者限定の「米村でんじろう先生のおもしろサイエンスショー」を組み合わせたもの。

 例えば、「巨大空気砲実験」や「空気とはいったい何だろう」という秘密を客自身の手で解き明かす「風船まきまき実験」など、実際に実験を体験しながら学べる。また、参加者には特製の紙ブーメランをプレゼント。
 出発日は7月28日。料金は2日間で3万4500円から。3日間で4万3300円から。


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