クラブツーリズムパートナーズ会(2696会員、鳥谷部徹雄会長=ホテルさるふつ)は13日、新宿京王プラザホテルで「クラブツーリズムパートナーズ会 第1回本部年次総会」を開いた。
旅館・ホテル、観光施設、運輸(バス、ロープウェイ等)などから経営幹部824人が出席し、07年度の事業報告と決算報告、08年度事業計画案と収支予算案を承認した。クラブツーリズム(CT、岡本邦夫社長)の幹部社員約100人も出席した。
CTでは全ての取引先を「パートナーズ」と呼んでいる。昨年までは、海外旅行のランドオペレーター(地上手配会社)などのパートナーズも参加する「クラブツーリズム パートナーズの集い」をCTの主催で年1回開催していた。
今回から運営体制を変更。国内旅行のパートナーズのみが加盟する組織、クラブツーリズムパートナーズ会(PT会)が主催する初めての総会となった。
CTとPT会は昨年7月、組織基盤検討委員会を設置。PT会のあり方について組織再編案をまとめ、2月に開いた理事会で承認、決定した。
具体的には、(1)県単位を基本とした「47支部」と広域の上部会「14連合会」を新たに設置すること(2)44人の本部役員定数を27人に削減すること(3)新たに「本部年次総会」を開催すること(4)新会費制度の導入すること──を決めた。
今回の年次総会は(1)を実行したもの。新会費制度では、一律3万円の定額制だった年会費を「定額会費(1万円)+定率会費」に変更する。送客実績額に乗じる定率は、宿泊施設と運輸会社は0・3%、観光食事とCTスタンプ(指定休憩店)は0.2%とした。受益者負担の考え方を導入した。
また本年次総会に先立つ6月1日に開いた理事会で、本部新役員を選任、承認した。
第2期本部役員(任期は09年3月31日までの2年間)は次の通り。
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