九州地域訪日教育旅行促進協議会(事務局=国土交通省九州運輸局、九州観光推進機構)はこのほど、今年7〜8月の中国から九州への修学旅行が33件、1865人に達する見込みだと発表した。同協議会に参加する旅行会社、各県などの協力を得て集計。人数で比較すると、昨年の939人から倍増している。九州では初となる遼寧省からの訪問もあった。 訪問団の地域別の内訳は、上海が18件で1064人と半数以上を占める。北京は4件で126人、広東は4件で261人、その他地域が7件で414人。遼寧省からは82人の修学旅行団が今月17〜21日初めて九州入りし、佐賀県の鳥栖西中学校と学校交流を行った。 多くの訪問団が学校交流を取り入れているほか、環境問題への意識の高まりから、環境対策に積極的に取り組んでいる長崎県佐世保市のハウステンボスを視察に組み込むコースが多くなっているという。 九州地区ではこれまで、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)九州地方連携事業として、上海、北京、広東を主なターゲットに教育関係者の招へいなどを通じた誘致活動を展開してきた。中国での査証(ビザ)発給公館の拡大に伴い、今年度は、それ以外の地域からの誘致にも乗り出している。
外国人向け日本情報ポータルサイトのジャパンガイド(http://www.japan-guide.com/)は、「外国人が興味を持っている都道府県ランキング07年6月版」を発表した。6月1日から30日の1カ月間の同サイト訪問者数を集計したもの。1位は東京(訪問者数10万6800件)。 以下、2位京都(同、3万8933件)、3位神奈川(同3万3640件)、4位北海道(同2万9366件)、5位山梨(2万8678件)、6位大阪(2万1412件)、7位愛知(1万3172件)、8位栃木(1万2090件)、9位沖縄(1万1855件)、10位広島(1万1618件)などとなっている。最下位の47位は鳥取(同266件)だった。