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旅館・ホテル 第2430号《2007年7月28日(土)発行》  

風評被害ジワリ 3万人がキャンセル 中越沖地震

 新潟県中越沖地震の発生から2週間弱が経過し、地元の旅館・ホテルでは風評による宿泊キャンセルが広がっている。新潟県旅館組合によると、キャンセル数は約3万4千人に達している模様だ。新潟県の泉田裕彦知事は24日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に復興基金の創設などを要請。旅館組合では被災者に向けた無料入浴事業を行ったほか、風評被害打破に向けたキャンペーンの実施を検討する。

 地震は16日午前10時13分に発生。新潟県中越沖を震源地に、柏崎市、刈羽村などで震度6強を記録した。24日現在で死者11人、重軽傷者1813人。約9千世帯の民家が全・半壊または一部損壊した。

 県内の旅館・ホテルは一部を除き、建物に直接の被害はなく、営業も通常通り行っている。ただ、風評による宿泊キャンセルが全県にわたり広がっている。

 原子力発電所を抱える刈羽村周辺では、放射能漏れを懸念した海水浴客の宿泊キャンセルが目立っている。新潟県と柏崎市、刈羽村は21日、県原子力発電所周辺環境監視評価会議委員同行のもと、現地での立ち入り調査を行ったが、「放射性物質の放出量はごく微量で全く問題なく、健康への影響もない」と結論付けている。

 柏崎観光協会は、県内各地の観光イベントが自粛により中止されている現状を憂慮し、20日、新潟県観光協会あてに「被災地に遠慮せず、予定通り開催していただきたい」とする要請文書を提出した。

 新潟県旅館組合(野澤幸司理事長=ホテル小柳)は21、22の両日、新潟県中越沖地震の被災者を対象にした無料入浴支援事業を実施した。「被災された皆さま方の心と身体のリフレッシュと安らぎを提供したい」と、組合加盟の旅館・ホテル約750軒を無料開放した。

 組合では「被災地でのライフラインの復旧に相当の時間が必要としており、人道的立場から無料入浴支援事業を実施することとした」と事業の趣旨を説明している。

 このほか旅館組合では、風評被害打破に向けたキャンペーンの実施などを今後検討する予定だ。



提携宿泊施設が100軒を突破 四季リゾーツ

 四季リゾーツが提携施設を拡大している。客室販売する国内施設が21日、100軒を超えたことが明らかになった。

 旅館・ホテル11軒、保養所4軒とこのほど新たに契約。既存の旅館・ホテルと契約を結んだ「提携施設」が88軒、海外の「提携施設」が3軒、企業保養所の経営を受託した「直営保養所」が21軒の合計112施設となった。

 同社は三菱地所の子会社。提携旅館ホテルと、経営受託した企業保養所の客室を「四季リゾーツ」ブランドで販売している。「365日いつでも1泊朝食付きで5250円」という泊食分離型の販売コンセプトに特徴がある。旅館・ホテルの手数料は5%。

 新規契約した宿は次の11軒。
 花のホテル長瀞ビューテラス本館(埼玉)、花のホテル長瀞ビューテラスコテージ(同)、ホテル星川館(長野)、淡路島マリンリゾート(兵庫)、七つ釜観光ホテル(長崎)、阿寒の森ホテル花ゆう香(北海道)、サロマ湖鶴雅リゾート(同)、北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート(同)、笹井ホテル(同)、御園ホテル(同)、マウントビューホテル(同)。



栃木・湯西川温泉の5軒が共同で環境ISO取得へ

 栃木県湯西川温泉にある5軒の旅館が8月1日から、環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証取得を目指し、同規格の運用を始める。取り決めた環境方針と行動計画に基づいて省エネルギーなどを進め、今後2度にわたる審査を受けて来年1月中旬ごろの認証取得を目指す。

 同規格の運用を始めるのは本家伴久萬久旅館(伴玉枝代表取締役)、伴久ホテル(伴久一社長)、彩りゆかしき花と華(山城義宣代表取締役)、かめや平家の庄(大類勇人社長)、湯西川白雲の宿山城屋(高橋サダ子社長)。

 5軒の旅館は今年1月から月1回程度、ISO認証取得に向けた勉強会を開き、環境対策を進めている。

 温泉地がグループでISO14001の認証を取得するのは、06年に滋賀県の琵琶湖周辺にある旅館・ホテルなど7施設の例があるが、湯西川温泉の取り組みは「東日本では初めて」(本家伴久萬久旅館)。

 本家伴久萬久旅館では「認証取得が最終目的ではない。取得後に何ができるかが課題。湯西川温泉街の再整備とあわせ、ゴミの減量や歩行者天国の実施など、さまざまなことを考えている。われわれ旅館の取り組みが環境対策、ひいては地域の連携強化につながれば」と話している。



新潟・松泉閣花月がリニューアルオープン、露天風呂付き客室登場

 松泉閣花月(新潟県越後湯沢温泉)が7日にリニューアルオープンした。最上階の5階客室を全室露天風呂付きにしたほか、和のダイニングを新設。増加する個人客向けの施設を充実させた。

 5階客室フロアを「待ち月」と命名。5室を「立」「居」「寝」「臥」「更」と名付け、落ち着ける客室空間をイメージ。室内でのチェックイン・アウトなどのサービスも行う。

 大宴会場を改装し、和ダイニング「待つ風」として新設。オープンキッチンを設置し、地元食材を使った創作和食のできたてを味わってもらう。食事どころは従来の客前料亭「風雅」と合わせて2カ所になった。

 このほか暖炉を備えたラウンジと談話室兼書庫を新設。落ち着きのある空間に仕立てた。



静岡・ホテル九重、夏プランを設定

 ホテル九重(静岡県舘山寺温泉)は夏の企画として、家族向けと大人限定の宿泊プランを設定している。

 家族向け「和食ブッフェ・ファミリー宿泊プラン」は、オープンキッチンがある和食ブッフェでバイキング料理を楽しむプラン。夕食時にはテーブルマジックのアトラクションも用意。8月1〜31日の設定。1泊2食で大人1万9500円から、子ども1万円から。

 「汽水亭テーブルプラン『匠』」は、中学生以上の大人限定プラン。いけす割烹「汽水亭」で、浜名湖と遠州灘の旬の魚を味わう。9月1日までの設定。1泊2食で2万6450円から。


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