和風旅館を中心に、作務衣(さむえ)をユニフォームとして提案する布の力・久磨衣は9月上旬、最新情報を掲載した「季節カタログ秋・冬号」を発行する。秋・冬号の売りは新作の二部式着物「綺羅(きら)」と、帯と前掛けが一体化している「帯付前掛け」を紹介していること。
見た目の美しさと機能性にこだわった綺羅。素材はポリエステル100%で、税別9800円という安価を実現した。「通常、二部式の着物は、袖が船底のようになっている」と同社。綺羅の袖は、洋服のような細い袖幅が特徴。作業の邪魔にならないように、との配慮からだ。「着物は着る支度に手間がかかるが、二部式は着物に慣れていない人も簡単に着られる。若い従業員などに着てもらえる」という。
一方の帯付前掛けも税別3900円という低価格に設定。帯の部分には板が入っているのでシワになりにくく、作務衣に似合うといった特徴もある。「今までにない商品」と同社。素材は綿100%。
季節ごとの新商品と旬な情報を年に数回発信する季節カタログに加え、各種カタログで旅館にさまざまな提案を行っている久磨衣。
例年4月発行の年間カタログでは、商品を豊富に掲載し、一点一点についてきめ細かく説明。作務衣などの手入れの方法なども詳しく紹介する。
ほかに、自館の雰囲気に合ったオリジナルの従業員ユニフォームづくりを支援するカタログ「千紫万虹」(せんしばんこう)なども用意している。
この件についての問い合わせ先は、布の力・久磨衣(TEL0120・431・901)。 |