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トラベル 第2435号《2007年9月1日(土)発行》  

お盆期間の旅客、JRと航空で明暗
Uターンラッシュのひとコマ(JR山形県)


 JRグループ6社と航空各社のお盆期間中の旅客輸送実績がこのほどまとまった。8月9〜19日のJR6社の新幹線や在来線の特急などの利用乗客実績は1361万7千人で、前年に比べ2%の増加。4年連続の前年比増となった。これに対し、8月10〜19日の大手航空2社の国内便利用旅客数はいずれも前年比減。陸と空で明暗が分かれる結果となった。

 新幹線では九州新幹線が15万2千人で前年比8%増と好調。山陽新幹線も7%増の186万9千人と伸びた。東海道新幹線は356万4千人で前年比4%増。このうち8月10日の下り乗車人員数は22万9千人で過去最高を記録した。JR東日本管内の東北、上越、長野、秋田、山形の各新幹線の利用は前年比1%増だった。

 線区別では、新幹線が好調だったJR九州がその他在来線特急も軒並み好調で、前年比5%増以上の利用者数を記録。JR東海も384万1千人で前年比4%増と伸ばした。JR西日本は297万3千人で前年比3%増。JR四国も5%増と西側の好調が目立った。これに対しJR東日本は前年比同の543万8千人。またJR北海道は主要4線区計で44万4千人が利用、前年に比べ2%の減少となり、好不調が分かれる形となった。

 またJR東日本によると、7月20日から今月19日までの主要駅での近距離きっぷの利用は、ラゾーナ川崎プラザに近い川崎駅が12%増の213万7千枚と大きく伸ばした。新宿駅や東京ディズニーランドに近い舞浜駅も前年比7%の伸びをみせた。

 一方、国内航空便の旅客数はANAグループは前年比4.7%減の142万9千人。同グループではお盆期間中に計107便の臨時便を運行し、提供座席を昨年よりも増やしたが、旅客数にはつながらなかった。JALグループは前年比2・8%減の140万6千人。北海道、沖縄方面が好調だった。前年に比べ旅客数は微減となったものの、お盆期間は天候も良かたことから欠航も少なく、同社では「概ね良好な結果」としている。



VSキャンペーン、今年度下期は佐賀と鹿児島 JR九州


 JR九州は8月22日、福岡市のホテル日航福岡で、今年度下期のVS(バーサス)キャンペーン「今度の旅は、佐賀にしますか? 鹿児島にしますか?」の記者発表と素材体験会を行った。両県知事をはじめ共催旅行会社、両県観光関係者、報道関係者ら約180人が出席した。

 記者会見にはJR九州から石原進社長=写真中央、町孝取締役営業部長、共催旅行会社からは水嶋修三JTB九州社長、野口由幸KNT執行役員九州営業本部長、加茂民雄日本旅行常務執行役員九州営業本部長、松岡嘉彦西鉄旅行取締役副社長九州営業本部長が出席。両県からは伊藤祐一郎鹿児島県知事=写真右=と古川康佐賀県知事=同左=も参加。知事自らが、それぞれの県の魅力をPRした。

 同キャンペーンは一昨年「大分VS鹿児島」、昨年「長崎VS熊本」に続き3回目。温泉やグルメ食材などを比べ、九州地域の一般消費者に、自ら選んでもらえる自発的な旅行の誘発を目指す。過去2回では、鉄道利用旅行商品や関連団体旅行の実績が約2〜3割増加している。

 石原社長は「佐賀と鹿児島は、ともに明治維新ゆかりの地であり、NHK大河ドラマ『篤姫』や『佐賀のがばいばあちゃん』などドラマや映画で全国的に注目を集めている。競争によって互いの良さが引き出される」と話した。

 JR九州ではキャンペーンに合わせ、10、11月の土・日曜、祝日(バルーンフェスタ期間を除く)に、唐津行き特急「佐賀キャンペーン号」を鳥栖駅発着1日1本往復と佐賀駅発着1本往復を運行するほか、関連の周遊きっぷも発売する。

 素材体験会では、佐賀牛や鹿児島黒豚など佐賀県、鹿児島県の「食の素材」を使った料理をキャンペーン同様対決形式で並べられたほか、「唐津曳山囃子(佐賀県)」と「霧島九面太鼓(鹿児島県)」が披露され会場を盛り上げた。



メイト・ホリデイ35周年で記念商品やイベント KNT

 KNTの国内・海外旅行商品「メイト・ホリデイ」は今年、発売から35周年を迎えた。KNTはこれを記念するイベントを開くほか、35周年にちなんだ商品を展開する。

 8月29日には、記念イベント「秋の旅行フェスタ」を名古屋市の吹上ホールで開催。日本各地のテーマパークや観光地が情報ブースを設置し、来場した顧客ら約3千人を前にPRした。エイサーなどの地域芸能の上演や抽選会なども行った。

 一方商品では、前倒しして販売を始めた下期商品パンフレットに「35!アニバーサリー」のロゴを取り入れ、35周年をアピール。さらに「35」に絡めた商品や特別記念商品も展開する。

 例えば関西方面(京都、大阪、奈良、神戸)行きメイト商品では8月1日〜9月30日までの期間、1泊食事なし3500円の宿泊プランを用意。人気の北海道方面では、1日5台限定で、2〜4日間同一3500円で利用できるレンタカーオプションも用意した。また全国各方面で1泊2日3万5000円からの記念商品などを販売する。

 同社では35周年をきっかけに、下期商品の販売を積極的に仕掛けたい構えだ。



秋の旅行、ターゲットは夫婦 JTB

 JTBは8月24日、秋の新商品として、夫婦の旅行に狙いを絞ったパッケージ商品、「ご夫婦で行く北海道・九州  大人の秋旅」「おとなの旅時間・大人のいい旅」を発売した。ゆとりある団塊世代を中心とした夫婦向けの添乗員付きパッケージ商品「Dear NIPPON」も売り出した。

 「ご夫婦〜」「おとなの〜」は、例年の定番商品以外に設定したもので、「夏の家族旅行後の夫婦旅行の需要を喚起させる」(JTB)ことが目的。移動に効率よい貸切タクシーの利用や、シャンパンの用意、記念撮影のプレゼントなど、夫婦の喜びそうな企画や特典を各コースに盛り込んだ。

 10月から来年3月までの設定期間中、2プラン合計で6千人の販売を目指す。

 一方、「Dear〜」は、JRの移動ではグリーン車を利用、航空機の場合は空港からのタクシー券付き、また、JTB宿泊アンケートで90点以上の宿を必ず1泊利用、などの内容。食事、宿泊施設、交通手段など行程内容は高品質だが、「価格を2人参加以上すべて一律にするとともに、高すぎないように設定している」(JTB)のが特徴だ。

 団塊世代を主としてゆとりある旅慣れた層を取り込んでいく。9月下旬〜12月中旬の設定期間中、販売目標は1万人。


JR西日本が10月から女性専用席導入

 JR西日本は10月1日から、女性客などが快適に旅行ができるように、北陸方面と南紀方面の特急列車の普通車指定席(禁煙)車両の一部に「女性専用席」を試行的に導入する。

 対象となる特急は北陸方面が「サンダーバード」「雷鳥」(大阪〜金沢・富山間)の各16席。南紀方面が、「オーシャンアロー」「スーパーくろしお」「くろしお」(京都・新大阪・天王寺〜紀伊田辺・白浜・新宮間)の各12席。一部の列車は対象外となる。

 席には、レディースシートマークが入った専用の背もたれカバーが取り付けられる。通常の乗車券と指定席特急料金で乗車できる。女性客に同伴の小学6年生以下の男児は利用できる。

 発売日は、1カ月前の9月1日から。発売箇所は、全国の主なみどりの窓口、JR西日本電話予約サービスと主な旅行会社。みどりの券売機とJR西日本インターネットサービスでは発売されない。



ヤフーがフォートラベルと資本・業務提携

 ヤフーは8月28日、「旅のクチコミサイト フォートラベル」運営のフォートラベルと資本・業務提携すると発表した。

 フォートラベルの発行済み株式の16.5%を同社筆頭株主のカカクコムから6億1千万円で取得し、持ち分法適用会社とする。

 ヤフーが運営する旅行サイト「ヤフートラベル」にフォートラベルのもつ旅に関するクチコミのコンテンツを活用し、総合旅行サイトとしての魅力を高める。

 カカクコムのフォートラベルに対する出資比率は90.2%から73.2%に下がる。フォートラベルは03年10月の設立。従業員は27人。

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