「日中国交正常化35周年2007年中国映画祭」が8月31日から9月3日の4日間、東京新宿の映画館「新宿バルト9」で開かれた。「日中文化・スポーツ交流年」における文化交流プログラムの一環として、文化庁と中国国家広播電影電視総局電影管理局が主催したもの。
8月31日の開幕式では、本木雅弘さん主演の日中合作映画「夜の上海」(9月22日から一般公開)を招待客にプレミアム上映。9月1日からは「天狗」「恋人紐」「トルファンの恋歌」など日本未公開の中国映画7作品を各回1千円で上映した。
開幕式には日本側から、青木保・文化長長官、本木雅弘さん、日中文化大使の酒井法子さんらが出席。中国側からは、呉克(ウー・ケ)国家広播電影電視総局センター長と映画監督3人、天狗の主演女優、朱媛媛(ジュ・ユエンユエン)さん、夜の上海で本木さんの相手役を演じ、恋人紐にも出演している女優の趙薇(ヴィッキー・チャオ)さんらが出席した。
青木長官は、「今年3月に北京で『日中国交正常化35周年記念2007年日本映画祭』を開き、日本映画8本を上映した。日中間の相互理解を深める良い機会になる」とあいさつ。両国での開催の意義を強調した。
3月の映画祭では「村の写真集」(主演・藤竜也)、「ニライカナイからの手紙」(主演・蒼井優)、「博士の愛した数式」(主演・寺尾聰)、「がんばっていきまっしょい」(主演・田中麗奈)などを上映。俳優の藤竜也さん、女優のいしだあゆみさんらが北京で舞台挨拶した。 |