JRグループは10月1日から、岐阜県の関係自治体、観光関係団体と協力して「ぎふデスティネーションキャンペーン(DC)」を開始した。期間は12月31日まで。
岐阜県は3千㍍級の雄大な山々が連なる「飛騨」と、清らかな河川が流れる「美濃」からなる歴史と文化の観光資源の宝庫。「いい旅 ふた旅 ぎふの旅」をキャッチフレーズに、「伝統文化」「味(美味)」「温泉(美湯)」をテーマに岐阜県の魅力を全国に発信する。
首都圏、東海、関西、山陽、九州地区の主な旅行会社ではキャンペーンに併せて関連の旅行商品も発売。全国的に有名な高山、下呂、白川郷、奥飛騨に加え、コイが泳ぐ白壁土蔵の町と知られる飛騨古川や美濃焼の多治見、恵那峡、郡上八幡など従来取り上げられなかった観光素材を盛り込んだツアーも発売する。
さらに同ツアーの申し込み者には3つの特典が付く。
具体的には、まず新幹線利用の旅行商品申し込み者には、指定のJR線と地元鉄道路線、濃飛バスの一部路線が乗り降り自由の「飛騨路きっぷ」「美濃路きっぷ」がそれぞれ1千円で購入できる。
また、2泊目や3泊目の時に次の宿泊施設に当日中に手荷物を届ける「手荷物配送サービス」を受けられる。
さらに、グッズのプレゼントや割引特典などが付いた「SHUPOクーポンブック」が付いてくる。グッズは下呂、高山、岐阜、多治見、恵那の5つの駅前観光案内所でもらえ、下呂では、足湯グッズや下呂銘菓を、高山では一刀彫りの箸、レンタサイクル3時間が無料となる。 |