総合水処理メーカーのアクアス(東京都目黒区、佐藤英子社長)は9月28日、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で「創立50周年記念講演」を開いた。全国から顧客、協力企業、関係者ら約700人が出席した。 講演では、ジャーナリストの櫻井よしこ氏=写真=が「今、私たちにできることは何か」をテーマに、水や環境問題を含めた日本人が直面するさまざまな課題について語った。 その後の懇親会で佐藤社長は、「創立50周年を機に、未来への飛躍を『あしたの水』という1つのメッセージに込め、これからも水処理技術を通じて人と環境の調和を目指し、地球環境にも対応できる企業として全社一丸となって頑張る」と抱負を述べた。 会場内では、アクアスの50年間の歩みや技術の変遷、未来に向けた取り組みを紹介する映像が映し出され、水処理技術を通じて社会との共感を大切にするアクアスの姿を出席者に印象付けた。 同社ではまた、創立50周年記念事業の一環として社会貢献事業を推進する。カンボジア学校建設プロジェクトや水にかかわる障害者スポーツの支援、難病と戦う子どもたちの夢をかなえる事業への参画などを行っていく。