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地域観光 ■第2447号《2007年12月1日(土)発行》  

東北観光推進機構が関西で初のセミナー開催、観光魅力アピール
セミナーで熱心に議論する参加者

 東北観光推進機構は11月21日、大阪市内のホテルで、関西の旅行会社、航空会社、マスコミを対象に関西では初の観光セミナーを開催した。新潟を含む東北7県を物語風にアレンジしたパンフレットを紹介するなど東北の観光をアピールした。

 冒頭、幕田圭一・同機構会長(東北経済連合会会長)は「東北を旅行先に選ばなかった理由をアンケート結果でみると、遠い、費用がかかる、情報量が少ない  となった。東北の情報を発信することが重要と考え、物語風にまとめたパンフレットを作った。これを最大限に活用し、関西から送客してほしい」と協力を求めた。

 次いで、東北側代表と関西の旅行会社、航空会社による討論が「東北観光の魅力」をテーマに開催された。コーディネーターは清水愼一・JTB常務取締役。

 東北側のアピールとして、「岩手県は、おとぎばなしや妖怪の伝説がリアリティをもつ世界が残っている」(達増拓也・岩手県知事)、「関西では、東北の観光素材はほとんど知られていないが、知ってもらえれば新鮮に感じられると思う」(後藤靖子・山形県副知事)、「関西からの観光客には、テンポの違いなどで戸惑ったこともあったが、今は問題なく、おもてなしができる」(佐藤潤・国観連東北支部長)との意見が出た。

 関西からは、「東北のツアーは順調に増えているが、北海道、沖縄、九州に比べるとまだ少ない。個人8%、団体12%ぐらい。遠いのは北海道も同じ。地元の一層の努力が必要」(鈴木孝三・JTB西日本代表取締役社長)、「東北には売れる観光素材がたくさんある。多少料金が高くても惜しまない人も増えている」(西村健・全日本空輸執行役員大阪支店長)との指摘があった。

 他には、シーズンオフ対策、2次交通の整備などの意見や要望がでた。

 次いで、東北の食や文化を紹介する「東北の夕べ」が開かれた。女将会から、移川鞠子(浅虫観光ホテル)、大澤幸子(ホテル対滝閣)、磯田悠子(ホテル松島大観荘)、斉藤靖子(男鹿萬盛閣)、堺愛子(月岡ホテル)、片桐栄子(ホテル華の湯)、若松佐代子(新つた)、野澤邦子(ホテル小柳)、田中郷子(よもやま館)、らの各氏が参加。ステージの壇上から各地の食や温泉を中心に伝統、文化などを紹介した。また「なまはげ太鼓」などの伝統芸能も披露された。


障害者の観光をサポート、沖縄県がバリアフリーセンター開設
沖縄バリアフリーツアーセンター


 障害者や高齢者の沖縄観光をサポートする沖縄バリアフリーツアーセンター空港内窓口が11月20日、那覇空港にオープンした。空港内に専門の窓口ができたのは全国で初めて。沖縄の障害者団体などの旅行の窓口になっていたNPO法人バリアフリーネットワーク会議が中心となって設立、運営。12月には、那覇市のてんぶす那覇館内にも窓口がオープンする予定。

 空港内窓口は、那覇空港到着ロビーにある沖縄観光コンベンションビューローの観光案内所のカウンターの一部に開設された。車イスでも相談しやすいようにカウンターを改造している。

 窓口では、観光施設や宿泊施設、飲食店などのバリアフリー対応状況を案内し、介護タクシーやバス、船、飛行機、レンタカーなどの交通機関も紹介する。

 この他にも、資格を持ったケアサポーターや介助士の派遣、車イスや音声拡張器など補助器具の有料貸し出しなども行う。

 窓口では事前、到着後のどちらでも相談を受け付ける。

 沖縄県は、04年度から3年間をかけ、「誰もが楽しめる、やさしい観光地」を目指し、「観光バリアフリー推進事業」を実施している。今年2月には仲井眞弘多・県知事が「沖縄観光バリアフリー宣言」を発表。同センターは、継続的なバリアフリー対応を担う案内窓口として期待を集めている。

 問い合わせは、同センター(TEL095-858-7760)。または、沖縄バリアフリー観光情報専用ウェブサイト「誰でも美ら島ネット」(http://resort-jp.net/okinawa-bf/)まで。


離島の魅力紹介する「アイランダー2007」に1万人超える人が来場
沖縄県渡嘉敷島のよる創作太鼓のステージ

 離島地域の自然や文化、生活などをアピールする交流イベント「アイランダー2007」が11月24、25の両日、東京都の池袋サンシャインシティ文化会館で開かれた。国土交通省の主催。約200の島々が出展し、観光や特産品をPR、U・Iターンなどの定住も呼びかけた。伝統芸能などのステージも上演され、2日間で1万人を超える来場者を集めた。

 離島地域の活性化を目的にした離島と都市の交流イベント。毎年度開催されており、今回が15回目。今回のテーマは、島が持つ魅力や癒しの力に注目した「島の宝をみつけよう」。

 初出展の島の1つ、山口県の周防大島(周防大島町)は、新鮮な魚介類と温州みかんを生かして考案した新しい郷土料理「周防大島みかん鍋」を来場者にふるまった。みかん鍋のシーズンは11月から2月まで、今年は島内の旅館11軒で出している。

 みかん鍋の仕掛け人、周防大島ドットコム代表で町観光協会理事の江良正和さんは「みかん鍋が提供できるのは、旅館や飲食店だけでなく、JA、漁協の協力があってこそ。みかん鍋に限らず、異業種、さらには官民がスクラムを組んで、ストーリー性のある島の情報を発信していきたい」と話していた。 

 新潟県の佐渡島のブースでは、観光や特産品について来場者にアンケート調査を実施し、協力者には佐渡産コシヒカリをプレゼント。鹿児島県の奄美群島は、12月7、8の両日、都内で開催するアート展「アマミズム2007」などをPRした。

 ステージでは、沖縄県渡嘉敷島による創作太鼓、東京都八丈島の八丈太鼓、鹿児島県の与論島による島唄ライブなどが2日間にわたって披露された。
 


ちばプロモーション協議会、来春に全県挙げての観光キャンペーン展開
 千葉県や経済団体などがつくる「ちばプロモーション協議会」(会長=堂本暁子・千葉県知事)は来年1〜3月、全県挙げての観光キャンペーン「早春ちばめぐり 房総発見伝春」を開催する。今年2〜4月に開いた「ちばデスティネーションキャンペーン(DC)」の成果を踏まえ、継続的な観光振興につなげる構えだ。

 早春のキャンペーンは、今年9月に設立された同協議会が取り組む初の観光キャンペーンで、09年までの3年間にわたる観光プロモーション活動の一環。

 「初詣めぐり」「酒蔵めぐり」「里山里海めぐり」など、「めぐり」を切り口に8つのテーマを展開し、各市町村や観光施設が実施する企画やイベントを紹介する。例えば「赤ちゃんめぐり」では、千葉県内に位置する多くの動物園にいる象や羊などの赤ちゃんに会いに行く。

 また、今年20のメニューを設定し4千人以上が参加した体験イベント「ちば・たびマイスター」を来年も実施。今年好評だったメニューのほか、新たに大豆味噌作りや酒の仕込み体験など16メニューを用意する。

 同県観光課観光プロモーション室の松本均室長は「東京に近いため、観光地として認知されてこなかった。DCによる観光振興への機運の高まりの中で、継続的に情報発信を行い、『観光地・千葉』のイメージを浸透させたい」と語り、DCの観光客入込数3千万人に相当する観光客の集客に意欲をみせる。

 今後12月中旬に開く同キャンペーンのホームページで8つのめぐりを生かしたモデルルートを紹介するほか、県内で事業展開するバス会社の協力によるバスツアーの企画なども進める。


 
空港手荷物コンベヤーで流れてくるのは何と寿司ネタ! 大分空港でユニークなPR活動
すしのサンプルの重さは1皿25キロ

 巨大な車海老の握りずしが空港で手荷物と一緒に登場。一味変わったPR活動が行われているのは、大分県・大分空港。おなじみの手荷物受取所のコンベヤーだが、荷物と一緒に巨大なすしのサンプルが「回転」し、同県が誇る海産物を観光客にPRする。

 巨大な握りずしはウレタン発泡スチロール製で、高さ約30センチ、皿の直径は70センチ。ツーリズムおおいたが中心となり製作した。1皿20万円ほどの製作費は同県の姫島村と佐伯市観光協会も一部負担し、姫島村特産の車海老と佐伯市特産のウニをモチーフにした巨大握りずしを完成させた。

 このユニークなPR案は、ツーリズムおおいたの情報発信委員会が「空の窓口である空港を生かしたい」と検討を重ねる中で浮上したもの。今年5月から実施しているが、突然の握りずしの登場に観光客もびっくり。記念に携帯電話やカメラを向ける人も多く、「インターネットのブログやテレビなどで紹介されたことで、じわじわと注目度が高まってきた」(ツーリズムおおいた、渡辺弥香氏)という。

 大分名物「とり天」など、海産物以外の特産品を回す案も出ているというが、悩みはその重さ。1皿の重さは約25キロある。現在、手荷物が来るたびに作業員が巨大ずしをコンベヤーに載せているが、作業負担は大きい。「注目を浴びているのを機にPRしたい特産品は多いが、あまり増やすこともできない」(渡辺氏)と頭を抱える。
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