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旅館・ホテル ■第2448号《2007年12月8日(土)発行》  

「赤い風船宿泊予約サイト」を大幅リニューアル 日本旅行
 日本旅行はこのほど、ホームページの宿泊検索予約サービス「赤い風船宿泊予約」(http://search.nta.co.jp/nta_dom/index.jsp)の大規模なリニューアルを行った。従来からの地図検索に加え、自由なキーワードを入力して宿を検索できる「キーワード検索」サービスや、複数の宿泊希望日を入力して空室状況を見られる「日付検索」サービスなどが付いた。

 このほか、希望する部屋タイプや予算を入力して宿を検索できる「条件検索」サービスや、「海側の部屋」「ペットと同室」など、こだわり条件から宿を検索できる「こだわり検索」サービスも付いた。

 リニューアルを記念して12月3日から21日までキャンペーンを実施。第1弾として都内ホテル1泊2日と、元有名仏レストラン・ロブションのパティシエによるオリジナルケーキを1組2人に贈る。期間は3〜9日で、第2弾以降も順次サイトで発表する。


日観連がトラベルマートに出展
日観連は外客誘致に向け4プースを出展

 11月28、29の両日に開催された「YOKOSO!JAPANトラベルマート2007秋」に日本観光旅館連盟(佐久間進会長)が出展した。本部、東京支部、首都圏支部、北陸支部の4ブースを開設。東京支部以外はトラベルマート初出展だが、外客の取り込みに意欲的な商談を展開した。

 日観連本部は、ホームページ「日観連やど日本」の英語サイトに掲載している会員施設約300軒のリスト、会員施設のパンフレットなどを海外旅行会社の担当者らに配布、ニーズを探りながら、日本の旅館・ホテルの魅力をPRした。

 日観連の中村義宗専務理事は「FIT(個人自由旅行)に適した旅館・ホテルから、日本らしさを体験できる高級旅館まで、会員施設に対する欧米、アジアのバイヤーの関心は高かった。今回の出展が1つでも多くの具体的な商談に結び付けば」と期待した。


女将さんの開発商品が好評 群馬・草津温泉
 草津観光公社(社長=中澤敬草津町長)が発売するオードパルファムとあぶらとり紙が好評だ。「草津独自のものを」(湯の華会=山本洋子会長・ホテル高松女将)という思いから、観光公社と資生堂、草津温泉の女将で作る湯の華会が昨年から研究を開始。関係者らが意見を出し合い今年6月、発売した。

 旅館組合140軒のうち湯の華会の会員施設など約50軒で販売しており「『お饅頭に代わるおしゃれなお土産』『皆で楽しめる香り』との声を得ている」(山本会長)。オードパルファムは3千本、あぶらとり紙は1万個製造した。

 香りは草津町の花「石楠花」。町で採取した石楠花の香り成分を配合した限定品。パルファムは30ミリリットルで石楠花の葉をイメージした緑色の容器。あぶらとり紙は台紙に香りをしみこませ、ほのかにただようよう工夫した。

 民間との共同開発は3年ほど前から。源泉の香りや温泉の効果を損なわないシャンプー、リンス、ボディーソープを旅館組合と資生堂などで開発。「宿泊客にも好評」(山本会長)だが、草津温泉の泉質に合わせているため非売品。今回発売した2点は宿泊施設のほか道の駅など公共施設でも購入できる。「旅の思い出としてぜひ愛用してほしい」(草津観光公社)。


開業10周年記念し、お花教室開催 ホテルグランヴィア京都
 今年で開業10周年を迎えるホテルグランヴィア京都(京都市下京区)は記念イベントの一環として、11月27日から全12回(毎月1回)のお花教室をスタートした。カルチャースクールを開催するのは開業以来、初めての試み。

 教室のコンセプトは「季節を楽しみ、時間を楽しみ、人と出会いを楽しむ」。ホテルのゆとりのある空間で、季節の生花を使用したフラワーアレンジメントを楽しむ。

 講師は、華道家の假屋崎省吾氏に師事するフラワーアーティストの川崎由貴氏。フランス式アレンジメントの魅力と日本の生け花の文化を融合させたアレンジを学ぶ。

 2回目の講座「魔法のお花プリザーブドフラワーで彩るお正月アレンジ」は12月20日開催。長期間保存できるように加工された花、プリザーブドフラワーを使っての講座。料金は、花材、お茶、ケーキ付きで1万円(税、サービス込み)、定員20人。詳しくはホテルグランヴィア京都 電話075-344-1111。
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