総務省がこのほど公表した昨年11月の家計調査報告(2人以上の世帯、速報)によると、同月の消費支出は1世帯当たり28万2836円で、前年同月比で実質0.6%減少。前月比(季節調整値)でも実質1.0%減少した。 支出の内訳をみると、10項目のうち「保健医療」「教育」「教養娯楽」「その他の消費支出」の4項目で前年同月比増加した。 教養娯楽は2万9180円で、2カ月ぶりの実質増加。国内パック旅行費、パーソナルコンピュータなどが増加に寄与した。