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  トラベル ■第2456号《2008年2月16日(土)発行》  

クラブツーリズム、富裕層向け商品を強化
豪華客船「シルバーウィスパー号」

 クラブツーリズムが富裕層向け旅行商品を強化している。10日、旅行代金220万円の豪華客船チャータークルーズ「陽春の屋久島・南西諸島・台湾9日間」と、同900万円の「南極点を訪ねる旅16日間」を発売。また同日、富裕層向け新ブランド旅行商品「プレミアムステージ」の販売も始めた。

 チャータークルーズでは、ロシアのプーチン大統領が世界各国の首脳72人を招待し、小泉元首相も乗船したことで知られる豪華客船「シルバーウィスパー」を貸し切った。09年3月28日から4月5日の8泊9日で、発着地は横浜港。屋久島、台湾(基隆)、石垣島を周る。

 全室がオーシャンビューのスイートルームという同クルーズの旅行代金は1人70万円から220万円。最少催行人員250人に対して添乗員30人が同乗する。同船を旅行会社がチャーターするのは初めてという。

 南極点の旅は08年12月25日の出発日限定で、募集人員は6人。参加希望者には健康診断書の提出を求めるが、年齢制限は設けていない。

 新ブランド「プレミアムステージ」は募集定員を国内旅行は38人まで、海外旅行は26人までに限定。国内では17時30分までのチェックイン、海外では連泊を基本とするなど、ゆとりの行程にこだわった。年間取扱額50億円をめざす。

 新機軸の富裕層向け商品を次々と打ち出した背景について、小山佳延執行役員は、「(クラツーの)富裕層会員の平均年齢が年々上がっている。また、(旅の質や内容について要望の水準が高いため)新しい素材を提案していかないと会員数や参加率が減ってしまう」と明かした。


JTB、「冬の東北」の販売を強化
 JTBは「冬の東北」の販売を強化する。08年度下期(08年10月〜09年3月)の国内旅行活性化キャンペーン「日本の旬」で対象地域にし、祭りや味覚など季節の魅力を訴えていく。二次交通網を整備し、現地移動の利便性も高める。東北の宿泊増売について東北新幹線延伸予定の10年度まで中期的に取り組む方針で、それにはオフ期である冬季の底上げが欠かせないと判断した。

 仙台七夕まつり、青森ねぶた、秋田竿灯祭といった夏祭りが知られる東北だが、2月に開かれる横手市の「かまくら雪まつり」、男鹿市の「なまはげ柴灯まつり」など「冬の祭りも見ごたえがあると訴求したい」(大澤幸博・JTB東日本国内商品事業部仕入課長)。食では、きりたんぽ鍋、あんこう、アワビなど旬の郷土料理、魚介を提案する。

 日本の旬キャンペーンは、JTBと地域の行政、観光事業者が連携して観光インフラを整備するのが大きな特徴。雪景色も売り物である冬の東北では特に、各観光地を効率的に見て周れるようシャトル・周遊バスや貸切タクシーなど二時交通の確保に力を入れる。バスコースは、松島の瑞巌寺、平泉の中尊寺と毛越寺、山寺立石寺を巡る「四寺廻廊コース」を含めて新規に7コースを設定し、既存と合わせて計13コースに拡充する予定。

 こうして構築した観光インフラはキャンペーン終了後も存続させたい考えだ。「そうすることが、お客さまのため、地域観光の活性化のためになる」(大澤課長)。

 販売目標は、宿泊販売額で07年度同期見込み比6%前後とする。

 個人、団体すべての宿泊を増売する08年度の日本の旬に向けて、個人向け国内企画商品「エースJTB」の07年度下期キャンペーンでも冬の東北を対象に展開中。07年度に「JR北東北キャンペーン(DC)」、08年度に平泉の世界遺産登録と「JR仙台・宮城DC」、10年度には東北新幹線延伸と新青森駅開業という観光需要を促進する計画、予定がある。これらを背景にJTBでは、10年度まで継続的に東北の活性化事業に取り組む。


エア・ドゥ、11月めどに新千歳〜仙台線開設
 北海道国際航空(エア・ドゥ、滝沢進社長)は7日発表した中期経営計画(07〜10年度)の中で、新千歳〜仙台線を開設することを盛り込んだ。時期は11月を見込んでおり、1日3往復運航する計画。北海道〜東京以外の路線開設は初めてとなる。

 同計画は10年度の羽田空港再拡張などをにらんで策定した。

 新千歳〜仙台線にはB767ー500型機を導入する。運賃は大手航空会社よりも安く設定する方向で、観光、ビジネスの需要を取り込む。同線は現在、ANAが1日5往復、JALが4往復運航している。

 収支計画では10年度に営業収入420億円、純利益5億円の目標を掲げている。


KNTツーリストの懸賞に10万通超える応募

 KNTグループの店頭販売専門会社、KNTツーリスト(東京都千代田区、伊藤淑雄社長)は8日、東京都のKNT本社で、同社の設立を記念して実施した懸賞の抽選会を開いた。10万通を超える応募があり、KNTツーリストの社名浸透を狙った企画として一定の効果があったと言えそうだ。

 実施した懸賞は、新春キャンペーン「初きゃん」の一環で、KNTツーリストの社名を答えるクイズ形式のもの。同社ではプレゼントとして飛鳥2での日本一周・ウラジオストク(ロシア)クルーズを1組2人分、KNTが厳選した旅館「ベストセレクション」に泊まれる5万円相当のペア宿泊券を100組200人分用意した。

 抽選会では伊藤社長がクルーズに応募があった1万枚のハガキから抽選を行い=写真、札幌在住の60歳の女性を選んだ。宿泊券プレゼントには約10万枚のハガキが集まり、「これだけ多くの方に応募いただき、非常にうれしい」(伊藤社長)。

 同社では、クルーズの応募者に対し、割引券やオリジナルグッズのプレゼントなどを検討しているほか、今後も同様の企画を実施して販売促進に取り組む。

店舗拡充で販売強化へ 新形態店も視野に

 KNTツーリストは3月以降、店舗の拡充に注力する。3月後半に東京・日暮里などに店舗を新設し、販売力の強化を図る構えだ。また今後、1つのビルに複数の専門店を備えた新形態の店舗の設置も視野に入れ、販売力の強化と需要取り込みを図る。

 伊藤社長は8日、東京都荒川区日暮里、神奈川県横浜市港北区、愛知県名古屋市に新店舗を開くことを明らかにした。日暮里の店舗は、3月に開業する東京都営新交通システム「日暮里・舎人ライナー」日暮里駅直結の40階建てのタワーマンション内に、横浜の店舗は、港北区のショッピングモール「トレッサ」に開く。またゴールデンウイークをめどに、海外旅行専門店の開店を予定する。

 また伊藤社長は旅行専門ビルの開設も視野に入れていることを明らかにした上で、「各フロアに店舗を置き、それぞれ別支店として顧客の取り込みを図らせることも考えている」とした。また、同業他社や各国の観光局などとのコラボレーション店舗の構想も示した。


宮崎・都城に宿泊予約のコールセンター開設 楽天トラベル
 楽天トラベルは14日、宮崎県都城市に「楽天トラベル国内宿泊予約コールセンター」を開いた。要員は約20人。年中無休、24時間体制で対応する。コールセンターの開設は札幌、東京に続く3カ所目。電話予約受付窓口の増強で利用者層を拡大する。

 コールセンターでは、利用者の希望に応じて楽天トラベルの宿泊予約操作を代行。希望があれば、予約結果をFAXか郵送で本人に送る。

 実際の業務は、他宿泊サイトのコールセンター事業でも実績のあるDIOジャパン(愛媛県松山市)にすべて委託した。同県に設置した理由は、「宮崎県がITやコールセンター業に携わる人材の育成に熱心で、人材が豊富だったことに加えて好立地の物件があったから」(楽トラ)。

 ▽楽天トラベル国内宿泊予約コールセンター(宮崎県都城市中町1街区7号IT産業ビル6階、電話050-2017-8989)。


主要旅行業13社・12月実績

 鉄道旅客協会は12日までに、加盟旅行業13社の昨年12月の取扱額をまとめた。それによると、総取扱額は前年同月比4.9%増の2895億2130万円だった。10社が前年同月を上回った。

 国内旅行は5.2%増の1695億6289万円。8社が前年を上回り、うち日本通運、日本旅行、阪急交通社の3社が2ケタ増を確保。2ケタ減少は1社もなく、年末の国内旅行は好調に推移した。

 海外旅行は2.2%増の1101億3370万円。9社が前年より取り扱いを伸ばした。4社が2ケタ増。「海外旅行低調」と言われるが、12月単月においては失速感はない。

 外人旅行は80.9%増の63億4791万円と好調に推移した。3社を除き各社取り扱いを伸ばしており、中でも阪急交通社の大幅増が目立つ。

 この結果、昨年4月からの累計は総取扱額で前年同期並みの2兆8803億5651万円を確保した。この時点で前年実績を上回っているのは阪急交通社やJTB、JTBトラベランドなど4社となっている。

 うち、国内旅行は1.8%増の1兆7355億9364万円、海外旅行は2.2%減の1兆796億6152万円、外人旅行は37%増の496億3307万円となっている。
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