旅館・ホテルやレストラン、飲食店に向けた専門展示会「HOTERES JAPAN 2008(第36回国際ホテル・レストラン・ショー)」が11〜14日の4日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた。今年も「第29回フード・ケータリングショー」や「第8回厨房設備機器展」との合同開催。主催は、日本能率協会と日本ホテル協会、国際観光旅館連盟、日本観光旅館連盟など。 三展示会(HCJ2008)には、837社(2158小間)が出展。海外からも米国やイタリア、韓国など7カ国から出展された。会期中、9万1973人の業界関係者が来場(前回、9万1454人)。各ブースで熱心に商談、情報収集を行う姿が見受けられた。 厨房機器関連の出展ブースでは、厨房内の熱さを軽減する厨房環境の提案などが行われた。「涼しい厨房」を提案する出展者による体験コーナーが人気に。また、ITシステム・機器のコーナーでは、ホテル・旅館のコンピューターシステムの新製品が数多く展示され、注目された。 イベントの目玉、温泉・温浴・スパ業界に向けた企画展示「AQUA&SPA」では、ホテル・旅館のスパ導入を支援するコンサルティングや、特徴あるスパづくりに貢献する化粧品が集結。リラクゼーション機器も、バリエーション豊かな製品が数多く並んだ。 会期中は、千葉・幕張の幕張メッセで、FOODEX JAPAN2008(第33回国際食品・飲料展)も同時開催。東京ビッグサイトと幕張メッセをつなぐシャトルバスを運行し、来場者の利便性を高めた。 来年は2月開催 次回のHOTERESJAPAN 2009、第30回フード・ケータリングショー、第9回厨房設備機器展の三展示会は3月から会期を変更し09年2月24〜27日の4日間、会場は同じく東京ビッグサイトで開催する。