宿泊予約サイト運営のベストリザーブは7日、自施設の競合先ホテルが、主要宿泊予約4サイトで客室をいくらで販売しているかを瞬時に知ることが出来る新サービス「プライスコンシェルジュ」を始めた。 これまでは、「競合先のホテル」が「どの宿泊サイト」で「何月何日の宿泊料金」を「登録客室数何室」で現在販売しているかを知るには、定期的に各サイトに接続して1つ1つ確認する必要があった。プライスコンシェルジュでは、各情報を一覧表形式などで表示する。 ベストリザーブ、楽天トラベル、じゃらんnet、一休.comの4サイトで、全国のホテルが登録、販売している「宿泊プラン名」「宿泊料金」「登録部屋数」「食事区分」などのデータを自動収集、解析し、希望ホテルに有料で提供する。 ベストリザーブ社が開発した「価格調査プログラム」が、各宿泊サイトを定期的に自動巡回して掲載情報を集め、同社のデータベースに保存。収集したデータの閲覧機能をホテルに販売するというもの。 プライスコンシェルジュの利用料金は月額2万円から。ビジネスホテル、シティホテルを中心に、09年3月までに1千施設との契約をめざす。