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  地域観光 ■第2472号《2008年6月21日(土)発行》  

交通渋滞緩和へ循環バス運行 平泉町と運輸局が社会実験
1日フリー乗車券


 岩手県平泉町と国土交通省東北運輸局は21日から、平泉町にある中尊寺周辺の交通渋滞緩和のための社会実験を行う。マイカー利用者が最寄りの駐車場に集中し交通渋滞が発生していることから、同町の循環バス「るんるん」号を活用し、駐車場利用の拡散を図る。世界遺産登録を控え、来訪者の受け入れ態勢整備につなげたい考えだ。

 金色堂で知られる中尊寺付近は、最寄りの町営駐車場にマイカー利用者が集中するため最大で2キロもの渋滞が発生、「渋滞の解消など、受け入れ態勢の整備は喫緊の課題」(東北運輸局)となっている。渋滞の一方で、同寺近隣の他の町営駐車場や、毛越寺などの寺院に付設する駐車場には余裕があるため、町内循環バスを使った駐車場利用の平準化を試みることとなった。

 社会実験は7月13日までの土日に実施する。最寄りの駐車場を除く3つの駐車場の利用者に対し、町内循環バス「るんるん号」の1日フリー乗車券を通常300円のところ200円で販売するほか、るんるん号のフリー乗車券の購入者に対し、33の寺院や飲食店などで割引などが受けられる特典を新たに用意した。運行本数も現在の1日11本から21本に増便し、利用しやすくする。

 るんるん号は平泉駅前や各駐車場のほか、中尊寺や毛越寺をまわる循環バスで、同町によると、毎月平均で4〜5千人が利用している。

 同町総務企画課の藤澤義人・世界遺産政策監は「世界遺産登録に向け、国内外からの観光客が増えている。るんるん号など今あるものを生かして、観光客の受け入れ態勢を整えられれば」と期待する。

◇     ◇     ◇


 14日には岩手・宮城内陸地震が発生したことから、同町内では一部の宿泊施設でキャンセルなども出ているという。しかし文化財などに大きな被害はなく、道路事情にも特に問題はないという。藤澤政策監は「安心して平泉に来てほしい。観光客の方が来てこそ生きる、るんるん号の取り組みなのだから」と話し、社会実験と併せて平泉の安全をアピールした。



門司港レトロ地区で観光列車運行 北九州市などが来年度に
門司港レトロ観光列車のイメージ図


 福岡県の北九州市と平成筑豊鉄道(本社・同県福智町)は来年度から、観光に特化した鉄道「門司港レトロ観光列車」を同市門司港レトロ地区で運行する。今月4日に国土交通省から鉄道事業の許可書が交付された。普通鉄道を利用した観光専用列車は日本初。門司港開港120周年に合わせて開業し、新たな観光資源として活用する。

 観光列車は、休止中の貨物線を転用する。北九州市が鉄道施設を保有し、平成筑豊鉄道が列車を運行する上下分離方式の事業形態を採る。ディーゼル機関車2両とトロッコ客車2両の1編成。座席数は80席。

 門司港と和布刈公園の区間2キロ、4駅を結ぶ。片道の所要時間は約10分。産業遺産などが多い門司港レトロ地区は、年間200万人以上の旅行者が訪れる人気スポット。和布刈公園は、瀬戸内海国立公園内に位置する観光地。観光列車の運行で、観光客の回遊性を向上させる。

 観光シーズン以外の平日は運行しない。運行期間は3月中旬から11月下旬までの土・日曜、祝祭日、春・夏休みで、年間130日の見込み。1日当たり14往復する。運賃は未定。

 北九州市産業経済局門司港レトロ室では「来年度の早い時期の開業を目指している。観光客に利用してもらえるよう全国にPRしたい」と話す。年間の乗客数は10万人を見込んでいる。



長野・諏訪地域、夜を観光資源に活用

 諏訪の長い夜実行委員会(委員長=有賀昭彦・諏訪商工会議所会頭)はこのほど、長野県の諏訪湖周辺の文化施設を深夜まで開放する夏のイベント「諏訪の長い夜」に合わせてパンフレットを作成した。パンフレットはA4版カラーで3万枚作成し、各美術館や、地元観光協会などに配布する。同委員会では「県内外で多くの人に来てほしい」と意欲を見せている。

 パンフレットは、カラー見開きで各施設の見所や主な展示品、同時開催イベントなどの情報を掲載。裏面には期間中運行するシャトルバスなどの案内も載せている。シャトルバスを使えば1周1時間40分で施設を回れる。 
 
 「諏訪の長い夜」は、諏訪湖の周りに点在する14の美術館や博物館を7月25、26の両日深夜まで開放。「文化リゾートとしての諏訪をアピールする」(同委員会)。今年で4回目を迎える。施設の閉館時間は25日が午前零時まで、26日が午後10時までとなっている。



関西地区で仙台・宮城DCをPR
大使の伊藤さん(右)と齊藤さん


 宮城県観光誘致協議会は11日、関西地区の旅行業者と報道関係者を対象としたキャラバンを実施した。10月1日から12月31日まで実施する「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」のPRが目的で、観光経済新聞社関西支社にも観光大使が表敬訪問した。

 同DCは宮城県内の36市町村をはじめ、岩手県の2市町、山形県の3市町、福島県の2市が対象で県域を越えて開催される。

 キャラバン隊は東北エリアの玄関口である、宮城や仙台の関西からのアクセスの良さをアピール。東北新幹線で東京から約1時間40分、全国の主要都市と結ぶ航空路線に加え、新たに開業した仙台空港と仙台駅を結ぶ仙台空港鉄道などの利便性を紹介。仙台市内のJR、地下鉄、バス、仙台空港鉄道が2日間の乗り降り自由となるきっぷ「仙台まるごとパス」は、航空機利用の関西からの観光客の利用が多いという。

 DC期間中は、宮城の紅葉シーズンで、温泉や食をテーマにしたDC関連イベントも実施される。

 本社関西支社を訪問した「せんだい杜の都親善大使」の齊藤亜未さん、伊藤はる香さんは「東北は魅力が一杯です」とそろって笑顔でアピールした。

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