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  インバウンド ■第2476号《2008年7月19日(土)発行》  

1〜3月の外国人客は8.8%増 国交省宿泊統計


 国土交通省は、今年1〜3月(第1四半期)の宿泊旅行統計調査の結果をまとめた。延べ宿泊者数は前年同期比1.4%増の7351万人泊だった。このうち日本人は0.9%増の6808万4千人泊。外国人は542万人泊で、全体の7.4%を占め、前年同期比で8.8%の増加となった。外国人を都道府県別にみると、宮城県、大分県、静岡県などの伸び幅が大きい。

 同調査の実施は2年目に入り、今回分から前年比較が可能になった。同時に、施設数など一定条件を満たす市区町村単位の結果の発表も始めた。また、調査項目の追加で、延べ宿泊者数だけでなく、宿泊者の実人数が把握できるようになった。

 調査対象は、従業員10人以上のホテル、旅館、簡易宿所で合計1万171施設。今回の回収率は71.7%だった。

■外国人の動向
 都道府県別の外国人延べ宿泊者数は、東京都の183万人泊、北海道の60万人泊、大阪府の58万人泊などが上位を占めるが、増加率では宮城県が76.0%増(延べ宿泊数3万7千人泊)と最大の伸び幅。宮城の伸びは仙台〜香港定期便が再開した効果とみられ、外国人宿泊者全体の38%を香港が占めた。

 このほか、外国人の伸びで目を引くのが、大分県の42.6%増(同11万人泊)、静岡県の42.8%増(同10万3千人泊)。構成比をみると、大分県は韓国が83%を占めている。静岡県は中国25%、台湾23%で約半数に達している。

 外国人1人当たりの同一施設での宿泊日数は平均1.49泊だった。都道府県別では、高知県が韓国のプロ野球チームのキャンプを受け入れた効果で2.65泊と最多。続いて茨城県が2.03泊、東京都が1.86泊、長野県が1.78泊など。

 外国人延べ宿泊者数を国・地域別に構成比上位6位までをみると、(1)韓国=前年同期比17.7%増の119万人泊(2)台湾=0.6%減の89万人泊(3)アメリカ=9.0%減の60万人泊(4)中国=24.1%増の56万人泊(5)香港=31.8%増の50万人泊(6)オーストラリア=51.4%増の21万人泊──。このほか8位のシンガポールが30.5%増の11万人泊と大幅な伸びを示した。

■全体の動向
 日本人、外国人を合わせた延べ宿泊者数の都道府県別では、東京都、北海道、大阪府、千葉県、静岡県の上位5位までで全体の3割超を占める。増加率では茨城県が12.3%増、福井県が10.5%増、徳島県が9.9%増、長野県9.3%増、奈良県が7.5%増などで大きな伸びを示した。

 1人当たりの同一施設での宿泊日数は1.28泊。上位は、沖縄県の1.57泊、東京都の1.42泊、長野県の1.36泊。これを市区町村別でみると、全国1位は大阪府堺市の1.78泊、2位は愛知県豊田市の1.76泊、3位は沖縄県恩納村の1.69泊となった。

 一方、宿泊施設の定員稼働率は全国平均43.0%で、形態別では旅館30.3%、リゾートホテル40.0%、ビジネスホテル58.1%、シティホテル56.6%だった。

 月別の定員稼働率は1月が38.4%、2月が43.7%、3月が46.9%だった。旅館は1月27.7%、2月30.0%、3月33.1%、リゾートホテルは1月36.1%、2月39.3%、3月44.5%で推移した。



5月の訪日外客、初の70万人超え
 日本政府観光局(国際観光振興機構=JNTO)は6月27日、5月の訪日外客数を発表した。5月としては初めて70万人を突破し、前年同月比10.8%、7万1800人増の73万6300人となった。特に台湾、香港、東南アジア、豪州が、VJCや航空便の拡充効果により好調だった。

 市場別に見ると韓国は8.3%、1万7600人増の22万9千人。連休や日韓観光交流のキャンペーン、アシアナ航空による富山、福島への増便が増加要因。台湾は、富山へのチャーター便運航や、石垣、那覇間クルーズ船の復活で19.8%、2万2300人増の13万4900人と大幅に伸びた。中国からの訪日客は広告宣伝や航空便の拡充などプラス要因があったものの、四川大地震の影響で6.4%、4500人増の7万4700人にとどまった。

 香港は航空便の拡充、連休による需要増で42.2%、1万1600人増の3万9100人になった。タイは52.7%、7千人増の2万300人。シンガポールは28.3%、3500人増の1万5700人。豪州は11.2%、1700人増の1万6400人となった。

 欧州、北米に目を向けるとドイツは6.7%、700人増の1万700人、フランスは9.0%、1100人増の1万2900人。カナダは6.4%、800人増の1万3千人。「独仏両国からはユーロ高の影響もあり訪日しやすい状況」(JNTO)だった。

 一方、英国は円高英ポンド安が響いて2.6%、400人減の1万6千人。米国は旅行商品の値上がりや景気後退などがマイナス要因となり4.5%、3300人減の6万9100人にとどまった。

 出国日本人数を見ると1.1%、1万5千人減の129万1千人となり13カ月連続で減少した。


奈良が韓国ドラマの舞台に
 韓国のテレビ局や制作会社が、奈良県を舞台にしたテレビドラマの準備を進めている。韓流スターが出演するラブストーリーで、タイトルは「アスカの恋人」(仮題)。明日香村での撮影も計画されている。12月から韓国で放送される予定。

 ドラマの制作は、先月、奈良県が荒井正吾知事を筆頭にしたトップセールスを韓国で実施した際に現地で発表された。
 荒井知事は「1千年以上前から交流があった韓国、奈良、明日香のゆかりをドラマにうまく使ってもらいたい」と期待。明日香村の関義清村長も「関係者の応援をお願いしたい」と話している。

 制作を発表したのは、韓国のテレビ局SBS、制作会社オリーブナインなど。オリーブナインは、日本でも人気の韓国ドラマ「プラハの恋人」「朱蒙(チュモン)」などを手がけた実績がある。
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