近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟(会長=西野目信雄・ホテル大雪社長)は9月9、10日、2日間の日程で「第39回女性文化講座」を開く。会場は東京・台場のホテルグランパシフィック・ル・ダイバ。インバウンドに関するパネルディスカッションを行うほか、作家の五木寛之氏らによる講座を行う。 1日目のパネルディスカッションでは、急速に増加する訪日外国人に対してどのようなもてなしをすべきか、KNTや旅館のインバウンドに詳しい関係者が登壇し、具体的な事例の紹介や、もてなしのポイントなどについて意見交換を行う。 2日目は3つの講座を実施。染織家の山石康裕氏が「目からウロコの着物教室」、フリーアナウンサーで元NHKアナウンサーの山根基世氏が「もう一度考えたいことばの力」、五木氏が「地図のない旅」とそれぞれ題し講演する。 このほか講座では、斎藤彰英・KNT取締役国内旅行部長による国内旅行動向に関する講演や名刺交換会、KNT役員らとのパーティーを行う。 参加費は、受講料、宿泊費、パーティー費、昼食代含め4万円。定員は70人で、申し込みは26日まで。 問い合わせは、近旅連事務局(TEL03・3255・7561)。
日本旅行協定旅館ホテル連盟の長野支部連合会(齊藤茂行会長=扉温泉・明神館)は7月23日、長野県松本市のホテルブエナビスタで会員旅館対象の「日本酒ナビゲーター認定セミナー」を開いた。宿泊客に料理に合った地酒を提案できる、日本酒に関するもてなしのプロ「日本酒ナビゲーター」を養成するための講座。30人あまりが受講し、日本酒に関する正しい知識を身に付けた。 講師は日本酒学講師でエッセイストの葉石かおり氏。葉石氏は日本酒の基礎知識や日本酒の種類、料理に合う日本酒の選び方などを伝授。「自分の宿のメーンメニューを考えた上で、日本酒をセレクトすることが大事。宿のこだわりが見える酒選びをしてほしい」などと呼びかけた。受講生は修了試験を受けた上で、「日本酒ナビゲーター」の資格を取得。認定証を受け取った。