ツアーオブザイヤー実行委員会(兼高かおる実行委員長)は19日、東京ビッグサイトで開かれたJATA世界旅行博の特設ステージで「第15回ツアーオブザイヤー」を発表した。133件の応募作品の中から10作品が選ばれた。国内旅行部門のグランプリにはクラブツーリズムの「専用チャーター機利用で南の島をスカイクルーズ!久米島と宮古・八重山諸島 感動の新12島めぐり4日間」が選出された。
グランプリを受賞したクラツーを代表し、池谷中・第一国内旅行センター販売課長=写真=が壇上で記念楯を受け取った。琉球エアコミューター(RAC)のプロペラ機をチャーターして12島を巡る業界初のツアーという新奇性と、60本催行し、約1800人を集客した点などが評価された。
国内旅行部門の審査員特別賞には昭和観光の「心と体のヘルスツアーイン蒲刈島」が選ばれた。
海外旅行部門の受賞作品は次の通り。
国土交通大臣賞(=パッケージ旅行企画部門グランプリ)「南ポルトガルの田舎とシントラの景勝の旅(ワールド航空サービス)、市場拡大貢献部門グランプリ「陽光のアドリア海とバルカン半島の国々」(JTBワールドバケーションズ)、デスティネーション開発部門グランプリ「大自然を極めた達人と行く!グランドサークルを撮る旅9日間」(ジャルパック)、ニューツーリズム開発部門グランプリ「デンマークの庭園フュン島サイクリングとコペンハーゲン」(フィンコーポレーション)、審査員特別賞「イスラエルを知る旅10日間」(エヌオーイー)、同「天空の街オルビエートに暮らす旅」(ワールド航空サービス)、同「KNTチャーター便で行くゴールデンウィーク ロタ」(KNT)、特別協賛AIU賞「アドリア海の真珠ドブロヴニクとアルプスの瞳ブレッド湖 クロアチア・スロベニア・モンテネグロ10日間」。 |