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  トラベル ■第2486号《2008年10月4日(土)発行》  

観光バス、高品質で勝負
「ロイヤルクルーザー四季の華−海」の車内

 ツアー代金は高いものの、消費者のニーズをつかみ利用者を伸ばしている高品質バス旅行。上質なバス旅を催行する各社はこの秋、好調を追い風に、車内空間やサービスに工夫を重ねたバスのラインアップを充実させる。旅行参加者の満足度や快適性を高めることで、さらなる需要獲得を図る。

 クラブツーリズムは1日、同社の高品質バス旅ブランド「四季の華」に、新型の特別仕様バス「ロイヤルクルーザー四季の華−海」を投入した。1列3席とすることで座席幅を大きくしゆったりとした空間を確保したほか、皮張り座席を採用し上質感を高めた。また観光バスとしては初めてロールカーテンを採用。「カーテンがバスの大きな窓からの景観を邪魔しないようにした」(同社四季の華倶楽部支店、大沢千夏販売課長)。入れたてコーヒーのサービスをするためのスペースを座席後方に据えてカーテンで仕切れるようにし、作業が利用者の目に触れないようにするなどの工夫もした。

 従来車両と同じく、座席ごとのフットレスト、ヘッドレストを備えるほか、個人用ヘッドフォンの貸し出しなどのサービスも行う。

 四季の華はバス4台体制となることで、新たに千葉、神奈川発着コースを始める。首都圏の利用者の利便性を高めるのが狙いだ。

 新型車導入に先立ち9月29日に開いた試乗会で中戸宏・同社国内旅行部長は、「お客さまの要望を反映し、四季の華−海ができたが、完結形ではない。今後もバス旅の最高ブランドとしての実績を積み上げていく」と強調したほか、首都圏以外での四季の華催行への意欲を示した。同社は非日常の空間を演出するバス旅を提供することで、従来とは異なる新たなコンセプトのバス旅行を広げたい考えだ。

 四季の華は07年10月から催行し、日帰りコースも含め現在約80コースを展開。宿泊商品の旅行代金は5万〜30万円ほどと高額だが、開始から1年の送客実績は「1万人と好調」(松本重樹・同社四季の華倶楽部支店長)。需要にこたえるため、増車を急いでいた。

 バス増車により、1年で送客1万5千〜2万人、販売額6億円を目指す。

 大手百貨店の三越が06年9月から展開する高品質バスツアー「三越オリジナルバスツアー」では、同社オリジナルバスを使用しているが、10月から専用バスをリニューアル。席数を通常の45席から32席に減らして空間にゆとりを持たせたほか、フットレスト、ヘッドレストを付けた大きめの座席や化粧室を備えて利用者の快適性を高め、同社のバスツアーの一層の品質向上を図る。

 三越はシェル型シートを備えた10人乗りの特別バス「プレミアムクルーザー」を使ったツアーも4月から催行しているが、現在発売する10月までの1泊2日型商品約20コースは、「いずれもすでに満席と好調」(同社広報)。口コミを中心に人気が高まっており、首都圏周辺での宿泊商品だけでなく6日間程度かけて東北を回るツアーなど、発売当初よりも商品ラインアップを厚くしている。

 クラブツーリズムや三越のツアーで利用されているバスを納入する日野自動車によると、革張りシートや席数を減らして座席周辺の空間を広く取るなどした「こだわりのバス」は「車体価格が高額なためか、成約に至ったケースはわずか」(同社広報)。しかし問い合わせも何件か来ているという。

 ツアー商品自体とあわせて、高品質バス自体も今後さらに注目を集めそうだ。
  
「手間いらず」に温ぱら九州追加プラスアルファ
 プラスアルファは9月30日、宿泊予約サイト一元管理システム「手間いらず!」の対応サイトに「温泉ぱらだいす九州」を加えた。手間いらずの対応サイト数はこれで21になった。


7〜9月の国内旅行市場、DIプラスに至らず


 日本旅行業協会(JATA)が四半期ごとにまとめている「旅行市場動向調査」によると、7〜9月の国内旅行DIは、海外からのシフトが一段と進行、3カ月前(4〜6月)のマイナス12からマイナス6に上昇した。しかし、3カ月前の予測値であるプラス1には及ばなかった。3カ月後(10〜12月)は景況感の悪化などが影響し、マイナス9へと後退する見通し。

 燃油サーチャージの高騰を受け、夏休みの旅行先を海外から国内へシフトする動きが強まった。とはいえ、北海道、奄美・沖縄など長距離方面は例年に比べて動きが鈍く、市場全体の伸びは予想より小幅だった。

 方面別に見ると、山陰で10ポイント、甲信越で9ポイント、北陸で6ポイント、関東で4ポイントそれぞれ上昇。一方、東北で13ポイント、近畿で11ポイント、奄美・沖縄で8ポイントそれぞれ下降した。その他の方面はほぼ横ばい。

 国内景気が後退局面を迎え、諸物価の上昇が家計を圧迫しつつあり、レジャー費用は抑制傾向にあるとの見方が強い。このため国内旅行は、秋以降も近場で短期、しかも安価な旅行のニーズが高まるとの予測。3カ月後に北海道、奄美・沖縄は10ポイント前後低下するが、その他方面に大きな動きはない見通し。プラス値を維持するのは、東京(含む横浜、浦安)のみ。

 JATAの旅行市場動向調査では、各質問事項に対し「良い」「普通」「悪い」「取り扱っていない」で評価を求め、DI(ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数を発表している。DI値の範囲は、100(すべての回答が「良い」)からマイナス100(同「悪い」)の間となる。598社を対象とし、249社から回答を得た。



JTBベネフィット、企業向けにセカンドライフ支援

 福利厚生代行を手がけるJTBベネフィットは1日、退職準備から退職後までの一貫したセカンドライフ支援体制を提供するサービスを一般企業向けに発売した。今年8月から会員制の福利厚生サービス「えらべる倶楽部」の会員向けに無料で展開していたものだが、問い合わせが多いため単独サービスとして事業展開することにした。

 サービスメニューは、お金、健康、生きがいなどの「ライフバランス診断」や老後の収入、生命保険、資産などの「マネープラン診断」を作成。その後、専門のファイナンシャルプランナーやカウンセラーなどが標準的なセカンドライフプランと各企業の社内制度を盛り込みセミナーを行う。

 専用サイト「暮らし・お金コンシェルジュ」で個人に対してのサポートも充実させた。メールでの相談も行う。

 今後、セカンドライフ支援サービスの単独受注と、えらべる倶楽部との包括受注とを合わせて、2年間で60万人の会員増を目標とする。



地域認識し情報提供、ANAがネット販売サイトで初の試み
 全日本空輸は9月28日、同社ホームページ(HP)のトップページを中心にリニューアルした。インターネット販売サイトでは日本で初めて、利用者の地域によって表示する情報が変わる機能を搭載。利用地域に即した発着便の運賃情報や地域ごとの情報を提供できるようにすることで利便性向上を図る。

 同社ではこれまでもマイレージクラブ会員向けには地域や過去履歴などの属性ごとに情報を表示してきた。今回導入した機能は、利用者のコンピューターに自動的に割り当てられる数字である「IPアドレス」を使ったもの。IPアドレスからアクセス元の地域を判断し、その地域に合わせた運賃情報やプレゼントキャンペーン情報などを表示する。

 このほかリニューアルでは、ページ全体を大きくして見やすくしたほか、天気情報、乗換案内、地図検索機能など、航空券の予約時や搭乗時に役立つ情報を得られるコーナー「便利ツールエリア」を設置した。
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