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  観光行政 ■第2487号《2008年10月11日(土)発行》  

観光庁始動、立国実現へ「推進の会」
10月1日に開かれた観光庁発足記念「観光立国推進の会」

 観光庁が10月1日、発足した。観光関係者の念願だった観光行政の推進体制が整い、国を挙げて観光立国を実現する新たな時代が幕を開けた。同夜には、観光庁の発足を記念した「観光立国推進の会」が、東京都千代田区のグランドプリンスホテル赤坂で開かれ、国会議員や政府関係者、在日各国大使、観光産業界などから約1500人が出席した。「日の丸」をモチーフにした観光庁のシンボルマークも発表され、出席者らは官民一体の観光立国実現に誓いを新たにした。

 観光庁は、国土交通省の外局として発足した。予算定員は、従来の国交省観光部門79人から、103人に拡充された。長官をトップとする幹部4人のもとに6課4室、2参事官の体制で、観光立国の実現に向けた施策の推進を強化する。

 1日夜、観光立国推進の会で、観光庁初代長官に就任した本保芳明長官は「観光立国の実現には、まずは私たち職員自身の変革が不可欠。『開かれた観光庁』を合言葉に、タテ割り行政を排し、効率性、スピード感、そして成果を重視する新しい職場の文化を創造する。職員の総力を発揮したい」と決意を述べたほか、「観光立国の推進という大きな仕事は、官民一体となった取り組みが欠かせない」として関係者の幅広い連携を呼びかけた。

 推進の会の主催者を代表して、金子一義・国土交通・観光立国担当相は「2020年には外国人旅行者を2千万人にする目標が掲げられている。2千万人を具体的にどのように実現するのか、その司令塔が観光庁だ。いろいろな知恵を皆さまからお借りして、官民挙げて観光立国を推進したい」とあいさつした。

 麻生太郎首相のメッセージは、河村建夫内閣官房長官が代読。「観光立国は21世紀の国づくりの柱。政府を挙げて推進するが、観光庁がそのけん引役を担う。国民の大きな期待にこたえ、観光立国の実現という重要な任務を着実に遂行することを祈念している」との祝辞が寄せられた。

 観光立国の実現を長年にわたって訴えてきた二階俊博・経済産業相も登壇した。二階経産相は「国内外の有力な関係者がこうして多数集まり、待望の観光庁がスタートする。観光関係者や国会議員からも大変な熱気が伝わってくる。これをバネに新しい時代に向けて、がんばらなくてはならない。関係者のさらなる奮起を期待したい」と激励の言葉を贈った。

 このほかにも、村井仁・長野県知事、須田寛・観光立国推進戦略会議座長代理、大塚陸毅・日本経済団体連合会観光委員長、生田正治・観光に関する懇談会座長らが祝辞を述べた。会場には、歴代の国土交通・観光立国担当相も姿をみせたほか、観光広報大使を務めている女優の木村佳乃さんも駆けつけた。

 乾杯の発声は、舩山龍二・日本ツーリズム産業団体連合会会長が務めた。舩山会長は「産業界は観光庁と行動をともにしていく。我々自身もいろいろな課題にチャレンジすることを誓う」と述べて杯を掲げた。

観光庁のマークに官民一丸の決意
 観光立国推進の会では、観光庁のシンボルマークが発表された。日の丸をモチーフに、観光立国の実現に向けて、「観光に関係する多様なプレーヤーが、チーム一丸となって取り組んでいく決意」を表現している。

 日の丸から出入りする赤白のリングは、「変化」を表しているという。国内外の人々の活発な観光交流を表すとともに、観光庁が、過去の行政のあり方にとらわれず、新たな変化の創造を目指して取り組む姿勢などを表現した。

 シンボルマークの発表は、加納時男・国土交通副大臣と観光広報大使の木村さんの合図をきっかけに、ステージの左右に設置された大型スクリーンに映し出されるという趣向だった。


環境省、温泉排水基準見直しへ検討会設置

 環境省は2010年6月のホウ素、フッ素にかかわる排水基準見直しに向けたフォローアップのための作業に着手する。10日には2つの検討会を設置、初会合を開く。排水基準見直しは温泉を利用する旅館にとって大きな影響があり、検討会の検討結果が注目される。

 設置したのはホウ素・フッ素に係る排水対策促進検討会と、その下に温泉旅館に対する検討を行う温泉分野技術検討会の2つ。

 水質汚濁防止法におけるホウ素、フッ素などの暫定排水基準については昨年7月に見直しが行われたが、排水実態や排水処理技術の現状を踏まえて、旅館業を含めた21業種が3年間の期限で暫定排水基準が延長された。

 同省は10年6月の見直しに向け、検討会を設け、業界ごとに実行可能な取り組みの実施、専門家による技術的助言、技術開発の促進などを行うことにした。

 今回、温泉分野技術検討会を設けたことについて同省は「温泉旅館については施設数が多く、排水中に自然由来の多種多様な成分が含まれており、全国的な排水実態が十分に明らかにされていない。そのため、これらの調査を行うとともに、廃水処理促進のための技術的検討も行う」(水資源課)と話している。

 温泉分野技術検討会では当日、これまでの調査結果や対策の確認、温泉旅館の実態把握のための調査計画について検討する。排水対策促進検討会の委員は次の通り。

 川村英輔・神奈川県畜産技術センター主任研究員▽酒井幸子・日本温泉科学会評議員▽鈴木一好・農業・食品産業技術総合研究機構上席研究員▽滝沢英夫・中央温泉研究所▽長峰孝文・畜産環境整備機構畜産環境技術研究所▽平沢泉・早大教授▽藤田正憲・高知工業高専校長▽細見正明・東京農大大学院教授▽和田洋六・日本ワコン常務

 温泉分野技術検討会の委員は酒井、滝沢、藤田各氏のほか、岩手県環境保全課特命課長の大泉善資氏、秋田県環境あきた創造課環境管理室長の佐々木弘氏が入っている。



観光庁、16地域の観光圏整備実施計画を認定

 観光庁は3日、観光圏整備法に基づき、16地域の観光圏整備実施計画を認定したと発表した。このうち観光圏整備事業に関する補助金交付の対象地域として、富士山・富士五湖観光圏など14地域を決定した。残る2地域は、今年度の補助金交付はないが、旅行業法の特例措置や宿泊施設への財政投融資などの支援メニューは受けられる。

 観光圏整備実施計画の認定地域は次の通り(※印は補助金交付のない地域)

北海道
=富良野・美瑛広域観光圏(北海道美瑛町、富良野市など6市町村)

東北
=伊達な広域観光圏(宮城県仙台市、岩手県一関市など10市町)、やさしさと自然の温もり福島観光圏(福島県福島市、相馬市など4市)、会津・米沢地域観光圏(福島県会津若松市、山形県米沢市など5市町)

関東
=あなたと空と大地水戸ひたち観光圏(茨城県水戸市、日立市など13市町村)、南房総地域観光圏(千葉県館山市、鴨川市など4市町)、富士山・富士五湖観光圏(山梨県富士吉田市、西桂町など6市町村)

北陸信越
=※雪国観光圏(新潟県魚沼市、群馬県みなかみ町、長野県栄村など7市町村)

中部
=伊勢志摩地域観光圏(三重県伊勢市、鳥羽市など4市町)

近畿
=京都丹後観光圏=京都府舞鶴市、宮津市など5市町)、※淡路島観光圏(兵庫県洲本市、南淡路市など3市)

中国
=中海・宍道湖・大山観光圏(鳥取県倉吉市、島根県松江市など23市町村)、広島・宮島・岩国地域観光圏(広島県廿日市市、山口県岩国市など5市町)

四国
=にし阿波観光圏=徳島県三好市、美馬市など4市町)

九州
=新東九州観光圏(大分県別府市、宮崎県延岡市など7市)、阿蘇くじゅう観光圏(熊本県阿蘇市、大分県竹田市など9市町村)



農水省、食料自給率向上へ国民運動展開

 農林水産省は6日から、食料自給率の向上に向けた国民運動「フード・アクション・ニッポン」をスタートさせた。JTBと電通が運動推進本部の事務局運営を受託している。

 世界的な食料問題が深刻化するなか、食料の6割を外国から輸入している日本では食生活の見直しが求められている。この運動は、より多くの消費者がこれまで以上に国産農産物を食することで、農業関係者とともに食への関心を高めてもらうためのもの。舵取り役となる「推進組織」、運動に一体となって取り組む企業、団体から成る「推進パートナー」、盛り上げる「応援団」を中核として推進する。

 今年度は、公式サイトの開設やイベント、シンポジウムなどの取り組みにより、多くの消費者の参加を募っていく。

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