シーナッツ(
http://www.seanuts.co.jp/)が3月に発売した予約管理システム「TL−リンカーン」が、早くも話題となっている。導入したユーザーから「旅行会社とネット販売の残室がすぐ把握できるので、効率的な残室調整ができるようになった」「複数のネット販売の管理画面を開かなくても同じプランの料金を一気に変えられる」──などと好評だ。
リンカーンは、従来の送客通知処理・残室管理システム「TL−X」、サイトコントロールソフト「サイト番頭」の後継機として、これらの製品の機能を統合した新サービス。サイト予約通知受信システム「リザプリ」を合わせて利用することで、これまで課題であったネット販売の残室更新スピードを大幅にアップさせた。
リンカーン最大の特長は、旅行会社とネット販売を一元的に管理できること。トップ画面「残室一覧」ボタンをクリックするだけで、旅行会社とネット販売すべての残室を把握することができる。もちろん、それぞれ単独での表示も可能だ。さらに、ネット販売のプラン料金も、一括してコントロールできる。ボタン1つで売り止めもかけられるので、オーバーブッキングのリスクも軽減される。
ホテルシステム(PMS)との連携機能強化にも力を入れた。さまざまな旅行会社から送られてくる宿泊予約情報は、それぞれの形式や分量制限のためにPMSへ取り込まれず、漏出する情報があった。リンカーンではこれらの情報もあらかじめ「出力データ」のカスタマイズ設定を行うことで、取り込みを可能とし、予約担当者の手作業を軽減ができる。
他にも、ASP化(集中サーバー型)したことや、実績を統計データとして簡単に表やグラフ作成できる点も好評だ。
この件についての問い合わせ先は、シーナッツ(東京都中央区月島1-3-2、TEL03・3536・9651)。