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旅館・ホテル ■第2521号《2009年7月4日(土)発行》  

日本温泉協会、11月に創立80周年記念式典
滝会長の続投が決まった

 日本温泉協会(滝多賀男会長、約1600会員)は6月24日、東京・水道橋の全水道会館で総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では滝会長を再選するとともに、副会長に岡村興太郎(法師温泉長寿館)、森行成(野沢温泉さかや旅館)の両氏を選任した。今年度は創立80周年記念事業をメーンに展開することを確認した。

 総会は通常、温泉地で開かれるが、11月に創立80周年記念式典を実施することから、東京での開催となった。  総会には約60人が出席した。冒頭あいさつした滝会長は「温泉は日本の重要な観光資源であり、観光立国を目指す中で、温泉そのものに新たな可能性が生まれた。この好機を温泉地の活性化にどう結び付けるかが課題であり、質の高い温泉を提供することが協会の責務」と強調。その上で、創立80周年記念事業の成功へ強い意欲を示した。

 綿抜邦彦・学術部委員長は「80周年を節目に、21世紀の温泉のあり方について検討していく」と述べるとともに、「自分たちが使っている温泉がどのようなものか見つめ直してもらいたい」と訴えた。  来賓として環境省の正木清郎・自然環境局参事官、観光庁の水嶋智・観光資源課長が出席し、あいさつした。

 今年度は(1)今年と来年を80周年記念年と位置づけ、今年は記念事業として国際温泉気候連合(FEMTEC)大会、国際温泉会議を開催(2)国際温泉会議を成功させるため、従来の事業の一部を縮小または休止し、総力をあげて会議の準備に取り組む(3)公益法人制度改革を踏まえた組織の見直しと財政健全化を図る──を重点目標に掲げ、推進する。

 記念事業については、11月8日に横浜市のホテルニューグランドで前夜祭(ウェルカムパーティー)を行い、9日に同ホテルで各国温泉事情講演やFEMTEC理事会、創立80周年記念式典などを開催する。10日は箱根町に移動しフェアウェルパーティー、11日はFEMTEC総会や箱根温泉視察、オプショナルツアーで群馬県の草津温泉を視察する。

 来年には80周年記念誌も刊行する予定だ。  総会では草津町の中澤敬町長が「旅館業における水質汚濁防止法の規制に関する意見書」を提出した。中澤町長は「旅館業者が無理なく処理設備を導入できるまでの間はホウ素、フッ素についての排水基準は当分の間適用しないよう(国に)強く要望してもらいたい」と述べ、協会もこれを了承した。

 来年度総会は福島市で開催する。福島市での開催は1971年以来となる。



「ホッとハート南九州キャンペ」最優秀賞に秀水園
最優秀賞を受賞したホテル秀水園
(前列左=湯通堂社長)らを表彰

 南九州観光調査開発委員会(委員長=石原進・JR九州社長)主催の第5回「ホッとハート南九州キャンペーン」で鹿児島県指宿温泉のホテル秀水園(湯通堂温社長)が最優秀賞を受賞。表彰式が6月23日、福岡市のホテル日航福岡で行われた。

 同キャンペーンは、旅先の南九州で体験した心温まるエピソードを一般から公募し、南九州の観光、学識経験者ら16人の委員が審査。最優秀賞、優秀賞などを選定、表彰するもの。「優れたホスピタリティを褒めることで南九州全体の底上げを」との目的で平成16年度から実施している。5回目を迎えた今回は810件の応募があった。

 最優秀賞は、宿泊中に脳卒中で倒れた母親とその家族をホテル、病院、介護タクシーが連携して支えたというエピソード。ホテル秀水園とともに、患者の医療と搬送にかかわった地元医療機関の木之下クリニックと介護タクシー会社のハーネスケアも表彰された。

 このほか優秀賞をホテル京セラ(鹿児島県)、ホテル竜宮(熊本県)、高千穂町観光協会(宮崎県)、特別賞を指宿白水館(鹿児島県)が受賞した。  南九州観光調査開発委員会は、九州新幹線の開業を機に、南九州の観光活性化を図ろうと地元官民が設立した組織。



遠鉄観光開発、浜名湖のホテルの名称変更し新装オープン
ホテルウェルシーズン浜名湖

 遠鉄観光開発(静岡県浜松市、堀田隆壽社長)が運営する浜名湖かんざんじ温泉の「遠鉄ホテルエンパイア」が6月29日、館名を新たに「ホテルウェルシーズン浜名湖」としてリニューアルオープンした。エンパイアは主に団体客を中心に誘客していたが近年、旅行形態が団体から個人・グループにシフトするなかで、その変化に対応した。50〜60代の女性客を核とした少人数グループが主要ターゲット。

 ホテルに併設する形で、県下最大規模の日帰り温浴施設「華咲の湯」も新設。ホテル宿泊者も利用できる華咲の湯の延べ床面積は9951平方メートルで、趣きの違う3種類の大浴場を用意した。風呂の総数は、岩風呂やシルクバスなど25カ所で、源泉かけ流しと循環ろ過装置を使った風呂がある。食事処とリラクゼーション施設もそれぞれ3カ所設けた。「温泉街全体の活性化が狙い」(堀田社長)。

 新しい客室棟の「ガーデンコート棟」は、4階建ての全80室。部屋からは四季折々の風景が楽しめる庭園が望める。和洋室や和モダンタイプなど、5つのタイプを用意。車椅子対応のユニバーサルステイタイプもある。エンパイアの別館は「スカイコート棟」(全42室)としてリニューアル。すべて落ち着いた和室タイプで、全客室からは浜名湖やサンセットを眺望できる。

 ホテル内には宿泊者専用の露天風呂を新設。食事は、ビュッフェスタイルと半個室風のスタイルから選べる。宴会場とコンベンションホールも用意した。総事業費は33億4000万円。年間の集客見込みは、日帰りと宿泊を合わせて30万人。



サンルートホテルズ、東京・有明に新ホテルオープン

 JTB子会社のサンルートホテルズ(東京都)は6月25日、東京国際展示場「東京ビッグサイト」から徒歩5分の立地に「ホテルサンルート有明」を新規開業した。総客室数は790室(シングル584室、ツイン155室、ダブル31室、ユニバーサル20室)。

 東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅から徒歩3分、ゆりかもめ「国際展示場正門」駅から徒歩3分という好立地。地下1階に100台収容の駐車場も備えた。

 3〜8階をスタンダードフロア、9〜11階をスーペリアフロア、12階をレディースフロア、13〜16階をスーペリアフロアにそれぞれ設定。レディースフロアのエレベータホールには女性宿泊者しか通行できないセキュリティゲートを設置した。

 レディースルームの各室に、フットマッサージャー、加湿器、空気清浄機、イオンスチーマー(美顔器)、ミニプラネタリウム投影機、iPod接続用マグカップ型スピーカー、マッサージ機能付きシャワーを完備。全49室のレディースシングルは17.3平方メートルで1万3900円。

 東京ディズニーリゾートの公認ホテルであるグッドネイバーホテルとなっており、宿泊者は、ホテルと東京ディズニーランド・東京ディズニーシー間の完全予約制無料送迎バス「グッドネイバーホテル・シャトル」を利用できる。



じゃらんnet、宿からの投稿可能に
 リクルートが運営するじゃらんnetは6月29日、観光スポットの写真や感想を利用者が自由に投稿できる「おでかけガイド」コーナーを「じゃらん観光ガイド」に名称変更し、同時に機能も強化した。

 「宿からの現地情報」コーナーを新設。宿泊施設も投稿できるようにした。現地ならではの最新情報、穴場情報を宿泊施設が直接発信できる。

 また、観光地や観光施設などを紹介する従来の「観光スポット情報」コーナーに加えて、花火大会や地域の祭りの日程などを紹介する「イベント情報」コーナーを新設。利用者が投稿できるクチコミの対象を増やした。

 おでかけガイドでは、プロフィール写真や趣味などの登録を行った「おでかけレポーター」しか投稿できなかったが、じゃらん観光ガイドでは、じゃらんnet会員なら誰でも投稿できるようにした。これにより投稿可能者数は約732万人に拡大。「国内最大級のクチコミサイト」(同社)になるという。



近旅連、若手経営者集め「平成旅館塾」開講

 近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟(近旅連)は23、24の両日、「平成旅館塾」を東京都新宿区の日本青年館ホテルで開催した。会員旅館の次代を担う若手有志が交流、研さんすることを目的とした研究会。約30人が参加し、自館や地域の抱える課題などについて意見を交わした。

 参加者は旅館のもてなしについての講義ビデオや鼎談を聴講したほか、5、6人ずつのグループに分かれ、もてなしや経営戦略、マーケティングをテーマに討議やプレゼンテーションを行った。

 研究会には、経営課題やもてなしのあり方について議論し会員が連携を深める場として近旅連が02年まで開催していた「エンターテイメント研究会」のOBとして、渡邉和裕・ホテル山水荘代表取締役と京田親志・秀水園専務取締役が参加。自館の経営や地域の連携について経験談を語ったり、コーディネーターとしてパネルディスカッションに参加したりして、研究会参加者の議論をサポートした。

 参加者によるパネルディスカッションでは、「地域内の仲が悪い」などの具体的な問題提起が旅館同士の関係から観光協会や旅館組合の位置づけや活動のあり方についての議論にまで広がる場面も見られた。

 参加した会員からは「普段考えたことがなかった経営の問題や地域の課題について真剣に考えることができ刺激になった」「インバウンドに関して意見を交換したり学んだりする時間があればよかった」「さまざまな地域の若い世代と交流する良い機会となった」などの感想が聞かれた。

 同塾の塾長を務めた二瓶長記氏(タップクリエート会長)は、「1回目の旅館塾としては成果があったのではないか。今回の参加者が2回目、3回目も参加し、より活発に意見交換をするだけでなく、参加者同士が刺激し合える強いつながりを作ってくれれば」と期待する。次回は12月に開講予定。



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