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地域観光 ■第2530号《2009年9月12日(土)発行》  

鶴岡、酒田の8施設の入場安くなる共通券が実現
 山形県の鶴岡市観光連盟と酒田観光物産協会はこのほど、両市内にある8つの社寺や観光関連施設に割安に入場できる観光共通券の販売を始めた。観光庁の認定観光圏「日本海きらきら羽越観光圏」の整備事業の一環。鶴岡と酒田の両方を回る観光客が多いことから設定した。観光客の利便性向上と周遊客の拡大につなげたい考えだ。

 鶴岡市内の致道博物館、荘内神社宝物殿、旧風間家住宅・丙申堂、風間家旧別邸・無量光苑釈迦堂と、酒田市の山王くらぶ、旧鐙屋、庄内米歴史博物館、酒田夢の倶楽──の8施設の入場券をセットにした。通常8施設に入場するのに合計2610円かかるが、1900円で利用できる。

 鶴岡市の物産大店「でがんす」の買い物5%割引券や酒田夢の倶楽のジェラード、ソフトクリームの100円割引券のほか、両市にある2つの無料施設の案内も付けた。

 小野真哉・日本海きらきら羽越観光圏推進協議会事務局長(山形県庄内総合支庁観光振興室長)は、「『観光圏』に認定されて、長年の念願だった共通券がようやく実現した。ゆっくりと鶴岡と酒田の見所をまわってもらえれば」と話す。

 有効期間は11月29日まで。




東北観光推進機構、関西客誘客へセミナー開催
旅行会社ら190人が参加

 東北観光推進機構は2日、大阪市のホテル大阪ベイタワーで「関西圏観光セミナー・東北の夕べ」を開いた。関西圏の旅行会社や航空会社、マスコミなど東北側も含めて約190人が出席。東北の魅力をPRし、関西からの誘客を訴えた。


 同機構の幕田圭一会長(東北経済連合会会長・東北電力相談役)は「今年の東北は、NHK大河ドラマ『天地人』をはじめ、アカデミー賞を受賞した映画『おくりびと』、太宰治生誕100周年など話題がたくさんある。今こそ、東北の魅力を多くの人に知ってもらいたい」とあいさつした。


 セミナーでは、東北の事業者らが魅力を紹介。志戸平温泉の久保田浩基社長は「平泉は、単なるみちのくの小京都というのではなく、縄文文化が花開いたところであり、2011年には世界遺産登録されるので、送客願いたい」。山交バスのガイド、佐藤友紀さんは、実際のガイドさながらに東北の魅力を紹介し、「8割のお客さまが『食べ物がおいしいから』と東北を訪れた理由を答える。素朴な東北のなまりも好まれる」と話した。


 関西地区の出席者からは、「若者向けB級グルメやスイーツなどの情報発信を」(戸田健二・KNT関西仕入メイト事業部企画1課長)、「レンタカーを使えない旅行者への取り組みが必要」(阿江敏昭・日本旅行西日本営業本部営業推進本部長)などの意見が出た。


 関西からの誘客について、同機構の日野正衛推進本部長は「セミナーや招へいツアーを通じて継続的に東北の認知度を高めたい」と話した。

 セミナー後には東北の食や文化を紹介する「東北の夕べ」が開かれた。



鬼怒川温泉、10月に初の夜のイベント開催
 10月1〜5日、栃木県日光市の鬼怒川温泉で「月あかり花回廊・序章」と題した夜のイベントが初めて開催される。月あかりをイメージした灯籠やライトアップ、秋の花や草の装飾で温泉街を演出。和楽器やジャズの演奏もある。

 鬼怒川・川治温泉の観光協会や旅館協同組合などでつくる実行委員会が主催。キャッチフレーズを「月あかりの下で自然と人のやさしさに出逢う」と設定し、国内外から訪れる宿泊客をもてなす。

 温泉街全体を散策してもらえるように、灯籠や花の装飾の設置、ライトアップ、コンサートなどを各所で行う。駅前広場、湯の街公園、滝見公園などを回遊させ、メーン会場の鬼怒川公園に導く。各旅館・ホテルの玄関先などにも秋の花やあかりを飾る。

 実行委員会では、紅葉シーズン前の集客につなげると同時に、自然や人との触れ合いを通じて観光客の「心を満たす」イベントに育てる考え。今回を「序章」として、来年を「第2章」というように年数を重ねるごとにイベントの質を高めていく考えだ。

 時間は午後6時から午後9時半。問い合わせは、実行委員会事務局(鬼怒川・川治温泉観光協会内、TEL0288・77・2052)まで。



信州諏訪温泉泊覧会、10月24日開幕
新たな視点から地域の魅力を紹介

 自然や文化、食などをテーマに地域ならではの体験プログラムを提供する信州諏訪温泉泊覧会「ズーラ」が10月24日〜11月15日の23日間、長野県の諏訪地域で開かれる。観光関係者はもとより、地域づくりにかかわるさまざまな団体、グループなどが75種のプログラムを企画。諏訪の魅力を満載したメニューで旅行者を魅了する。

参加目標3千人
 ズーラは、地元自治体や観光団体、商工会議所などでつくる実行委員会が主催。大分県別府温泉で始まった「別府八湯温泉泊覧会ハットウオンパク」が手本で、開催にはNPO法人ハットウオンパクが協力している。

 昨年の開催は試験的な位置づけながら、諏訪湖周辺の諏訪市、岡谷市、下諏訪町を舞台に、用意した15プログラムへの参加人数は9日間で500人に上った。今年は開催期間を延ばし、参加地域に八ヶ岳山麓の茅野市、富士見町、原村が加わった。体験プログラムは75種、計200本に増え、参加人数は3千人を見込んでいる。

 県内外から集客を見込み、メーンターゲットは30〜40歳代の女性に設定した。体験プログラムは、歩いて地域の自然を巡るミニツアーから、歴史や文化を学ぶ体験ツアー、スポーツや健康がテーマの企画まで多種多様。所要時間も、料金もプログラムによって幅があるが、おおむね3時間前後で約3千円のメニューが中心となっている。

地域の魅力生かす
 体験プログラムは説明会を開いた上で地域から幅広く集めた。「昨年、参加者からの反響が大きかったこともあり、地域の意欲も高かった。観光事業者だけでなく、地域づくりの団体なども参加しているのが特徴」(諏訪市観光協会)。

 多様な団体やグループの参加で、新しい視点からプログラムが生まれた。建築物に注目して諏訪の街を歩く「歴史とデザイン散歩」(諏訪あるきテクト主催)、大正時代に活躍した歌人のゆかりの地を訪ねる「アララギ派・島木赤彦のふるさとを訪ねて」(住民有志ら主催)、明治期から盛んだった製糸業の足跡をたどる「シルクの産業遺産をめぐる」(諏訪湖エリアまちなか観光案内人協議会主催)などがある。

 旅館が主催するプログラムもある。聴泉閣かめや(下諏訪町)の「宿場町でお姫様気分」、桔梗屋(同)の「いにしえ浪漫姫街道」はいずれも、十四代将軍徳川家茂に降嫁した皇女和宮や、その母・勧行院が下諏訪に宿泊した史実を基にした企画。「姫御前」と名付けた昼食などを提供する。

 参加受付はウェブサイト(http://zoola.jp/)で7日から、電話受付は10日から諏訪湖温泉旅館協同組合(TEL0266・52・7155)で始めた。旅行会社のツアーやネットエージェントの宿泊予約とも連動してPR。地元メディアを通じた情報発信も行っている。

 実行委員会では、ズーラの開催を通じ、(1)リピーターや長期滞在客の獲得(2)地域の人材育成や商品・サービスの開発(3)観光地のイメージアップ──を推進したい考えだ。



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