阪神、阪急、南海の電鉄3社は18日から、共同事業「南海・阪急・阪神で巡る『関西あそ歩』〜京都、大阪、神戸、堺 まち歩きラリー」を実施する。「新しいまちの楽しみ方を提供するこのイベントを通じ、関西の豊かな歴史、風俗を再発見してもらいたい」としている。12月19日まで実施する。
まち歩きラリーは「華やぐまちに華やぐ人々を訪ねて」を共通テーマに全12コースを設定した。コースマップを入手し、回ってもらう。各コースとも期間中、3〜4回、ガイドツアーを実施する。要予約で1人1千円。試食付きコースは1500円となる。
スタンプラリーも実施。コースのスタート駅や約20の協賛ホテル、電鉄のホームページでコースマップと台紙を入手し、コース上のスタンプポイントやホテルでスタンプを押して台紙を郵送すると抽選で、ホテル宿泊券や「スルッとKANSAI」対応カードなどが当たる。
イベントは大阪市や大阪商工会議所、大阪観光コンベンション協会で成る大阪集客プラン支援事業実行委員会の「大阪へ行こう、大阪で遊ぼう、アイデアプラン支援事業」に認定されている。
東京と関西でセミナー開催 電鉄3社
「関西あそ歩」を実施する電鉄3社は9月中旬、東京と大阪で、観光関係者や行政の観光担当者を対象に、まち歩きセミナーを開催する。
講師は長崎さるく博の総合プロデューサーなどを務めた茶谷幸治氏。15日は東京(ビルボードドライブ東京)、16日が大阪(ガーデンシティクラブ大阪)。