北海道観光土産品協会は7日までに、09年度の「全国市町村別入湯客数ベスト250」をまとめた。それによると、総入湯客数は1億4230万人、うち宿泊総数は6230万人、日帰り総数は5180万人だった。入湯税額は152億6700万円。(
ベスト100の表)
250市町村のうち、前年度と比べて入湯客数が増加したのは74市町村にすぎない。順位を見ると、1位は前年度と同様神奈川県箱根町で、615万人に。「前年度比2.3%減だが、それでも2位(札幌市の357万人)以下を大きく引き離している」と同協会。
入湯客数100万人以上の市町は全国に32あるが、前年度を上回ったのは石川県加賀市(8位)、群馬県草津町(10位)、岩手県花巻市(24位)、新潟県十日町市(27位)、広島市(28位)、福島県会津若松市(29位)の6市町だけだった。
一方、ベスト250の入湯税総額は前年度より約5億円減少。トップは箱根町で6億8470万円。以下、札幌市の4億3250万円、静岡県熱海市の4億円、栃木県日光市の3億8080万円と続く。