ホテルニューアワジグループ(兵庫県洲本市、木下紘一社長)は、洲本市小路谷のサントピアマリーナ内のホテルを改装し、同グループの新しいホテルとして「海のホテル島花」を7月20日、オープンさせた。コンセプトは「カジュアルフレンドリーな海辺のオーベルジュ」。グループのホテルニューアワジや淡路夢泉景よりも宿泊料金を低く設定し、若い家族やツーリング客、ビジネス客などをターゲットにした。
オーベルジュとして展開するため、料理に力を入れている。1階のレストランは、最上階まで広がる開放的な吹き抜けが印象的。マリーナが一望できるテーブルや海風が心地よいテラス席も用意。枠にとらわれない新感覚の創作フレンチの「島フレンチ」や、素材を生かした炭火焼料理、流行の蒸し料理であるタジン鍋などを提供する。オーガニックカフェでの夕食プランも販売する。ビジネス客や夕食を少量で軽く済ませたい女性のニーズにこたえた。
最上階のスパフロアでは、源泉が洲本温泉の露天風呂付き展望浴場や、海水や海藻、海泥といった海の資源を活用したトリートメントなどのエステも楽しめる。
対岸のホテルニューアワジや淡路夢泉景の大浴場も利用できる。施設までは専用のグラスボートで海上を送迎。湯めぐりが堪能できる。
客室は、オーシャンビューとハーバービュー。スタンダードルームのほか、ジャグジー付きツインルームや岩盤浴が楽しめる部屋、大きなプロジェクターでDVD鑑賞が楽しめる部屋、愛犬と一緒に泊まれる部屋など様々なタイプを用意した。