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商品・設備 ■第2578号《2010年9月18日(土)発行》
NECディスプレイ、42型の電子看板発売
さまざまな場所で活用できる見映エル
NECディスプレイソリューションズの「見映(ミハ)エル」は、デジタルサイネージ(電子看板)に必要なディスプレイ、スタンド、メディアプレーヤ、ソフトウェアがそろっているデジタルサイネージキット。従来の24型、32型のラインアップに、ユーザーからの「ワンサイズ大きな表示画面がほしい」という強い要望を受け、新たに42型が追加された。
手軽に電子ポスターが掲示できるセットが安価に手に入ると好評な見映エル。42型は、その持ち味を維持し、大画面ながら30万円を切る低価格。さらに解像度は32型の1366×768を上回るフルHDの1920×1080と高精細な表示も実現。動画や文字情報もくっきりとした見やすいコンテンツを表現できる。
また、空間に溶け込むスタイリッシュなデザイン、キャスター付きで移動がラク、縦横を選べる表示画面なども特長だ。
番組(コンテンツ)は、パソコン(PC)を使い、添付のオーサリングソフトのレイアウトパターンから選んで簡単に作れる。番組は、PCからLAN経由で、あるいはデータを保存したUSBを介して、メディアプレーヤに取り込むことができる。
見映エルの活用シーンはさまざまだ。例えば、旅館・ホテルではエントランス付近に設置し宴会やブライダル、イベントの案内を発信したり、旅行会社では来店客の待ち時間に旅のプランや観光スポットのPRを行ったりと、「アイデア1つでいろいろな業種で使える」(NECディスプレイソリューションズ)。ドライブインや道の駅、観光案内所、土産店などでも各種の案内表示として有効だ。
この件についての問い合わせ先はNECディスプレイソリューションズ国内販売本部(TEL03・5446・5230)。
書評「るるぶ相模原市」
地域ガイドブック「るるぶ情報版」の中で、ごく狭い地域を取り上げた地元シリーズ。相模原市にスポットを当てるのは2回目で、07年3月発刊の初回は地元を中心に売り上げて好評。今年4月に政令指定都市となって新しい住民も増えたことから、相模原市の魅力を再認識してもらえる1冊として企画された。
普段は見過ごされがちな地元の楽しさの再発見を重視して編集。るるぶシリーズが得意とする「見る」「食べる」「遊ぶ」といった情報に加え、祭りやイベント、美術館・博物館、公園、スーパー銭湯、キャンプ場・バーベキュー場など、地元居住者が日常で役立つ情報も掲載している。
巻頭は、おいしいスイーツやベーカリー店に注目した「絶品テイクアウトグルメ特集」。相模原市の有名人や女子大生が推奨するレストランやカフェ、ラーメン店などを紹介する「相模原人に聞きました 私の愛する地元ごはん」特集も。気軽に遊びに行ける郊外の自然豊かなレジャースポットも案内している。
発行=JTBパブリッシング。AB判128ページ。定価は900円(税込み)で、神奈川県内の書店や全国大手書店などで販売する。
アサヒビール、鶴ケ城天守閣再建ビール発売
アサヒビールは10日、会津若松市の「史跡若松城跡総合整備計画」に賛同し、ビール「アサヒスーパードライ 鶴ケ城天守閣再建50周年に向けて」=写真=を福島県で発売した。売り上げのうち1本につき1円を、鶴ケ城整備のために活用される「城下町會津まちづくり寄附金」に寄付する。
天守閣の形から「鶴ケ城」と親しまれた若松城は、1965年に天守閣が再建され、2015年に再建50周年という節目の年を迎える。
ラベルデザインには、アサヒビールのロゴマークの下に、鶴ケ城天守閣を堂々と描くとともに「アサヒビールは史跡若松城跡総合整備計画を応援します」というメッセージを記している。
大びん、中びんの2品種。9月末までの販売。
「来る鶴ケ城天守閣再建50周年に向けての盛り上げに貢献できれば」と同社。
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