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地域観光 ■第2584号《2010年11月6日(土)発行》  

奈良県の上半期宿泊は35%増に

 奈良県はこのほど、宿泊統計調査の今年上半期(1〜6月)の結果をまとめた。旅館、ホテル、簡易宿所、キャンプ場などを含めた延べ宿泊者数は、前年同期比35.3%増の141万8千人だった。県内を6つに分けたエリア別の数値では、奈良市を含むエリアが平城遷都1300年祭の開催などで大幅に増加し、全体数を押し上げた。

 昨年、宿泊施設数などを実態に合わせた数値に修正し精度を上げた。宿泊施設件数547軒のうち287軒を抽出して調査票を送付、174軒から回答を得て全体を推計している。

 奈良市を含む12市町村のエリアは、46.1%増の106万8千人。県内延べ宿泊者数に占める割合は7割以上に達している。平城遷都1300年祭が本格的に始まった春以降、宿泊者数は大幅に増加。前年に新型インフルエンザの影響で落ち込んだ分もあり、月別では5月が67.4%増の26万7千人、6月が109.2%増の22万3千人と大きく伸ばした。

 奈良市を含むエリアは、月別の客室稼働率も5、6月が高い水準で推移した。5月の旅館が同28.1ポイント増の70.4%、ホテルが同29.4ポイント増の86.5%。6月の旅館が同26.5ポイント増の58.2%、ホテルが同30.6%ポイント増の74.5%だった。

 桜井市や橿原市、明日香村など7市町村のエリアは、30.8%増の14万人。月別では奈良市を含むエリアと同様に5〜6月に増加している。5月が59.7%増の3万6千人、6月が80.7%増の2万5千人。平城遷都1300年祭の関連イベントや秘仏の特別拝観などが集客につながった。

 他のエリアは前年同期を上回ったのが2エリア、下回ったのが2エリア。吉野町など5町村のエリアは、桜の開花時期の天候不順で集客が落ち込んだ影響などで3.8%減の8万人だった。

09年観光客数は5年ぶりの減少
 奈良県の2009年の延べ観光客数は、前年比3.3%減の3459万9千人で5年ぶりに減少した。9月以降は前年同月の実績を毎月上回ったが、8月までは新型インフルエンザや景気後退の影響で前年割れが続いた。観光客数の推計に関係する宿泊施設数などを修正したことも、前年までの結果より客数が低く算出される要因になっている。



南九州DC、来年10月スタート
宣伝販売促進会議

 「宮崎・熊本・鹿児島デスティネーションキャンペーン(DC)」の全国宣伝販売促進会議が10月27日、鹿児島市の城山観光ホテルで開催され、全国の旅行業者など約760人が参加した。DCは九州新幹線全線開業後となる2011年10月から12月に実施される。テーマには「のんびり過ごす極情の旅」を据えた。

 熊本と鹿児島は九州新幹線全線開業による時短効果、新型車両によるアクセスの向上、新しい観光列車の運行スタートなどを追い風に観光客の増加を期待。宮崎は新幹線利用で増えた隣接する2県への観光客をターゲットに、旅行2日目の観光需要や宿泊客の獲得を目指している。

 JR西日本とJR九州は山陽・九州直通新幹線について、最速タイプの「みずほ」と「さくら」を発表した。みずほは朝夕あわせて1日4往復運転。新大阪〜鹿児島中央間のうち、新神戸、岡山、広島、小倉、博多、熊本にのみ停車。所要時間は新大阪〜熊本間が2時間59分で58分の短縮となる。新大阪〜鹿児島中央間が3時間45分で1時間17分の短縮。九州新幹線「つばめ」は各駅停車となる。

 JR九州は、新しい観光列車として11年春、指宿枕崎線に「指宿のたまて箱」、豊肥本線に「あそぼーい」を導入する。

 指宿のたまて箱は、指宿枕崎線の特急列車として、鹿児島中央〜指宿間を1日3往復する。指宿市に伝わる浦島太郎伝説にちなみ玉手箱がコンセプト。浦島太郎のおとぎ話で玉手箱から煙が出ることから、車両のドアが開くと煙に見立てた霧を出す。また錦江湾や桜島を鑑賞しやすいようにシートの一部を横向きにする。

 あそぼーいは、豊肥本線の臨時特急列車として週末や夏休みを中心に熊本〜宮地間を1日2往復する。「ファミリー車両」を設け、子どもが車内で遊べる場をつくる。車体には新しいキャラクター「くろちゃん」を数多く描き、親しみやすい車両にする。

 あそぼーいは来年3月、ファミリー車両は来年夏ごろから運転する予定。これに関連し、指宿枕崎線の「なのはなDX」は来年春、豊肥本線の「あそ1962」は12月26日、久大本線などの「ゆふDX」は来年1月10日で運転終了となる。



餃子サミット閉幕「餃子でまち起こし」と共同声明

 10月22日、静岡県浜松市で初の「全国餃子サミット」が開かれ、「餃子でまちを元気に」「餃子による世界平和」などの文言を盛り込んだ共同声明を発表した=写真。次回サミットは三重県津市で開催される予定。

 サミットは浜松餃子の普及に努める浜松餃子学会の呼びかけに全国の餃子関連団体が応じ、初めて実現。金沢食文化研究会(石川県金沢市)、すそのギョーザ倶楽部(静岡県裾野市)、津ぎょうざ協会(津市)、ふくしま餃子の会(福島県福島市)、宮代町商工会(埼玉県宮代町)、八幡ぎょうざ協議会(福岡県北九州市)が参加した。浜松市と餃子消費量トップを争う宇都宮市の参加はなかった。

 餃子の頭文字からG7と銘打ったサミットでは、餃子文化の振興と餃子によるまちおこしの意見交換に加え、富士宮焼きそば学会会長らの基調講演が行われた。

 G7の議長を務めた浜松餃子学会の斎藤公誉会長は、「最高の会議だった。自分たちのまちだけでなく、日本の餃子を皆で盛り上げ、餃子を通じて日本を元気にしたいという気持ちを確認しあうことができた」と手応えを強調した。



長野県諏訪で温泉泊覧会始まる

 長野県諏訪を中心に、温泉や食など地域の魅力を生かした体験交流プログラムを提供する信州諏訪温泉泊覧会「ズーラ」が開催されている。3回目となる今回、プログラム数は過去最多の77となり、参加者の選択肢を広げた。昨年を上回る1500人の参加者を見込んでいる。

 ズーラの舞台となるのは諏訪湖周辺の諏訪市や岡谷市、八ヶ岳山麓の茅野市や富士見町など6市町村で、10月16日から11月14日まで繰り広げられる。プログラムは「S—1グランプリ(諏訪湖足こぎボート競争)」=写真=や「温泉宿で心身キラキラ」「B級グルメ散歩」など、9つのジャンルから77プログラムを用意した。

 また、ズーラ実行委員会(松坂雄一委員長=浜の湯)は4月に設立されたジャパンオンパク(鶴田浩一郎代表理事)のメンバーという立場を生かし、別府オンパクとのコラボレーション企画「お肌つるつるファンゴティカ」や、いわきオンパクとのコラボ企画「スワガール・フラガール」などのプログラムを新たに加えている。

 ファンゴティカは温泉泥を使用したエステで、13、14日に実施。料金は大人4500円となっている。

 初回の08年は試験的な意味合いもあり、わずか16プログラムにすぎなかったが、参加者の評価も良かったことから、2回目は75プログラムを用意、1156人の参加者があったという。

 ズーラは諏訪の方言でほうずら(そうでしょう)、いいずら(いいでしょう)にちなむ。詳細は実行委、TEL0266・52・7155。



スカイツリーキャラは「ソラカラちゃん」
頭が星の形のソラカラちゃん

 東武タワースカイツリーは10月28日、東京都墨田区の東武ホテルレバント東京で記者会見を開き、2012年春開業予定の東京スカイツリーの公式キャラクター「ソラカラちゃん」を発表した。今後ブログなどを通して、東京スカイツリーや周辺地域の情報発信のための中心的存在として登場する予定だ。

 ソラカラちゃんは宇宙にある「とんがり星」生まれ。首から下げた望遠鏡をのぞいている時に“TOKYO”から雲を突き抜けて伸びてきた東京スカイツリーに気付き、「楽しそう、行ってみたい」と降り立ったという設定。スカイツリーの骨組みを想起させる格子じまのスカートと頭の星が印象的だ。

 そのほかソラカラちゃんのTOKYOでの友人としておしゃれな女の子ペンギン「テッペンペン」、下町の生き字引的おじいさん犬「スコブルブル」も設定、それぞれの視点から地域の魅力を発信していく。

 キャラクターはテレビアニメ「ぜんまいざむらい」やハンドソープのイメージキャラクター「ビオレママ」の作者が作ったもの。広告代理店などから集められた65作品からコンペにより選定した。「世界一のタワーにふさわしく、また長年にわたり愛される、一過性ではない魅力を持ったキャラクターと確信している」と鈴木道明・東武タワースカイツリー社長。

 今後は専用サイトやモバイルサイトなどでソラカラちゃんを活用していくほか、着ぐるみをタワー見学の拠点「東京スカイツリーインフォプラザ」や関連イベントなどに登場させる予定。キャラクターグッズの制作、販売なども検討する。

 スカイツリーのある墨田区押上には、地元活性化を目的とした団体「押上・業平橋地区活性化協議会」が設定したキャラクター「おしなりくん」がおり、人気を集めている。吉野誠一・同社取締役営業計画部長は、「2人が仲の良い友人という関係がいいのではないか。盛り上がるような出会いの場面を考えたい」と語る。



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